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小夜左文字について

データは国指定文化財等データベースより。
所有者の方の名前は敢えて省きました。

短刀 銘 左/筑州住
刃長24.5cm、元幅2.4cm、茎長10.1cm
平造、三ツ棟、鍛小板目肌地沸つく。刃文碗れに互の目交じり、砂流かかり小沸つく。帽子乱れ込み掃きかけ尖り強く返る。茎生ぶ、鑢大筋違、栗尻、目釘孔一
国宝・重文区分: 重要文化財

重要文化財指定年月日: 1952.07.19(昭和27.07.19)

1936年(昭和11年)9月12日、大阪の個人が所有しているときに重要美術品に認定されました。(『重要美術品等認定物件目録』思文閣出版,昭和47年より)
その後1952年に柴田果刀匠か、あるいは息子清太郎氏のもとで重要文化財に指定され現在に至っています。

享保名物帳をはじめ多くの書籍では八寸八分(約26.7cm)と紹介されていますが、『日本刀大百科事典』でも指摘されている通り八寸一分(約24.25cm)が正しいと思います。

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