考えろ、行動しろ


 集団での圧力を感じた事はあるだろうか。個人の力より、多の力の方が遥かに偉大である。

 ただ、それはマイナスに働くことも当然ある。

 多の力は、特定の個人を殺してしまいかねない程、大いなる力である。

 よくも悪くも、力は使いようである。

 無意識のうちに、集団圧力で個人を再起不能に陥れていないだろうか。氣付いてないだけで、その脅威を振りかざしてしまえるのが集団圧力の怖さだ。違う言葉で言えば、同調圧力もそれにあたる。

 特定の有名人の言葉に流されたりする事はないだろうか。この人が言っているなら正解だ。危険な考え方だ。

 みんなが否定しているから、否定する。危険な考えだ。一度よく考えてみてほしい。多ければ正解なのだろうか。仲間が多ければ正解なのだろうか。しっかりと考えてみてほしい。思考を停止しないでほしい。

 他人に任せず、自分で行動してみてはどうだろう。小さいことでもいい。何でもいい。国のせいにしても何も変わらない。嘆いても何も変わらない。自分にできる事を全力でやってみる。

 今はこうするべきだと、こうしてくださいといった言葉だけで思考を止めないでほしい。自分ができる事は何か、それを全力で考えてほしい。

 自分から動いた小さな一歩が、世界を大きく変える可能性を持っている。変わらないかもしれないけど、小さい一歩を進まないと、一生他人のせいにする人生で終わってしまう。

 思考を止めるな。周りに流されるな。

 それじゃ、またな。