夢なんてなくていいじゃない

 

 子供の頃に描いた夢はあるのだろうか。俺はプロ野球選手になることが夢だった。ただ、今はその夢に敗れ特に大きな夢を持つこともなく生きている。

 夢がなく、何か生きていてもどこか熱量を上げる出来事がない。そんな日々を過ごしている人も少なくは無いのでは無いか。仕事をして、家に帰る。仕事をして家に帰る。これの繰り返し。家庭があれば、子育てが項目に増えるかもしれないが、それでもどこかくすぶっている感は否めないだろう。他に何か熱中できる夢を見つければいいのだろうがそうもいかない。

 今回は夢を持っていなくてもいいじゃない、だって人間だものである。


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