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彼女に恋をした日

Chapter 0 「彼女に恋をした」

出よ!!「弁財天!!!」



ボン!!!!!!!

え?
弁財天???

いや、、、

これ、、、、、


え?なんで??

なんでなんでなんで??

あっ!!!

サラスバディー、、生わさび、、、


ミスッテンジャン!


まじかよ、これじゃもう実家に帰れないよ、、

まぁ仕方ないか、
とりあえずコンビニでも行こっと、って

うわあぁあああぁぁぁぁ!!!


『私を呼び出したのはあなた??』

「いえ、呼んでません!!そんなことより僕と踊りませんか??」


『Sure,I’d love to』



《こうして僕たちは彼女(生わさび)にふさわしいダンスホールへと足を運んだんだ》

「はい、あ〜ん、どう?美味しい?」

『そうね。玉ちゃんの言葉を借りるのだとしたらうまい〜〜になるわね』

「玉ちゃん?誰???」

『知らないの?嘘ジャマカの玉ちゃん!』

恵さんも奪さんに!?


「その玉ちゃんは何で有名な人なの?」

『島根絶縁公園』


「なんか、わさびちゃんがいた所とここでは結構、逆物(造語)がありそうだね」

『ばっか!どこ触れてんのよ!このオタンコナス!!』

「ツンツンしてて可愛いな、わさびだけに」

こうして僕は彼女に恋をしたんだ。

Chapter 1 「愛の育み」


「わさびちゃんって彼氏とかいるの?」


『いるわよ。ちょっとヤンキーだけどね』


xo醬オシャレそう


「じゃあそろそろダンスホールへと向かおうか」

『そうね、いい時間だわさ』

そこも愛おしい


Chapter 2 「朝の三井住友の店内、白すぎて眩しい」


東京都・吉祥寺にて

「幸せだね」

『ふん!あたしとデートできてよかったわさね!』

「わさびちゃんがいた所はどんなところだったの?」

『大調味料帝国は今現在フードロスが問題視されている。更に炭水化物合衆国(米国)との戦争に敗戦して今やスラム街になってるわさ』

「ずっとここにいたらいいのに」

『そういうわけにはいかないわさよ』





Chapter 3 「あ々、純情」


「てか早く家にに帰らなくちゃ、仕事だってあるのに、、わさびにガチ恋してる場合じゃないよぉ」


『そんなことより早くダンスホールへと赴くわさよ!!!』


とりあえず僕は生わさびと共に歩みを止めなかった


「意味がわからなすぎて実感が湧かない。
まるで夢みたいだ、いや、夢だったらいいのに」

『ほら、ここが私たちのダンスホール!一緒に踊りましょう!』


『いくわさよ!!!ハイッ!!』

G線上のアリアを流してます。

「なんかよくわからないけど幸せだな」


『うるさい!貴方の身体に貴方という魂で生まれた時点でもう幸せなのよ!』


「あぁこんな幸せがずっと続けばいいのに」




『危ない!!』

急な怒号の様なわさびちゃんの声が耳から脳にへと伝播した。

『へっへっへ〜』

お前は!!!

生生姜のヴィラン!?


『生(しょう)ちゃん、、これは違うの!』

「出た!ヤンキー調味料!てかこれ彼氏!?」

パン!!


「え?」

な、、ん、で、

『にんげん!!!息して!!大丈夫!?』


あぁ、どんどん意識が朦朧としてくる。



痛みを通り越して熱いなぁ



自分の心臓の音が鮮明に聞こえる


これが死かぁ


まだ何も、、なし得てないのに、、悔しいなぁ


目を瞑るとどこからか白い声が聞こえる

『本当に、ごめんね』
『久々に人間と接して浮かれてたわさ』
『この罪は私達が償うよ』


「え??」

ペト、

なんなんだ、力が、溢れてくる、、




「うぉおぉぉぉぉお!!!」



ぼかーーーん!!!!!!

板垣死すとも自由は、、、




「はぁっ!はぁっ、はぁっ、はぁはぁ、はぁ」

「ここは、、、」

「なんで、、、、家、、、?」

「わさびちゃんは!?」


『おい!生わさび!!声出せよ!!おい!』


こうしてこの空虚な時間は

僕を冷静にさせるには十分すぎる時間であった









やっぱ辛いな〜

わさびの花言葉: 『目覚め』











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