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日雇い労働者日記〜27才元営業マン〜⑨

2022年11月某日。
「飛び出し坊や」の発祥の地、滋賀県にて。
※道路に設置された子供の飛び出しをドライバーに促す看板。

【今日やったこと】
プロゴルフの超ビックな大会の運営業務。

●今日のファインポイント
仕事内容は受付業務全般だった。
最大の山場は、早起きすること。朝5時集合である。


◎今日の出来事
今回は日雇い業界の問題が露見する出来事があった。

アルバイト・パートの場合、「時給○○円」という表記が一般的だが
日雇い雇用の場合は「日給」で表記されることが多々ある。

ここで重要なのは「日当保障」があるかどうか。

時給の場合、働いた時間(1hour)かける×時給が給料となる。
日給の場合、1日労働した場合の給料が記載されている。
表記された1日の労働時間より早く仕事が終わり解散になった場合は、短縮された時間分、給料減額の可能性があるのだ。

それを防ぐ錦の御旗こそが「日当保障」という表記である。

「日当保障」の場合はどんなに早く終わっても、1日分の給料がもらえるのである。

しかし、今回は日当保障ではなかった。日雇い紹介サイトでは大文字で日給が表記されていた為、一部の日雇いおじさんたちが日当保障だと思い込んでいた。

連日4日ほどの勤務だったが、毎日2時間ほど早く終わっていたので結構な減額となりそうであった。

さらに、日雇い労働者ごとに勤務終了時間にバラツキがあり、派遣先と派遣元でも勤務時間の確認がうまくいかず給与の支払いが大幅に遅延していた。

少しでも多く給料をもらいたいおじさんと派遣元とで口論になった(ネットのメッセージルーム上で)

日雇いおじさんが「労基に報告しました。」と必殺技を繰り出した。

結局、日当保障じゃなかったのに日当保障分も全額支払いされた。

□まじめな考察 
お金が多くもらえたのはラッキーだけど、もめごとは良くないですね。

せっかく頑張って働いて、お客さんを喜ばせるんだから、
仕事の関係者もハッピーな気持ちにさせたいなと思った。

余談、、
今回は早朝勤務の為、ゴルフ場近くのホテルに宿泊させて頂いていた。
一人のおじさんは、ホテルの近くのパチンコ屋で日給以上の額を負けていた。



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