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5月といえば田植えなのです。

 去年、今年と、縁あって千葉は匝瑳市(そうさし)の地で、友人の田圃(たんぼ)の田植えを手伝わせてもらってます。匝瑳市は東京から見て銚子や旭市の手前、東金市の奥、九十九里の海岸線を少し内陸に入った成田空港より海側の場所です。
 私は農業について全くの素人ですが、近年は野菜に興味があったり、田圃の仕事をお手伝いすることによって農業に大変興味を持つことになりました。友よありがとう。
 私見ですが、魚や肉より1番身近に感じられるのは野菜やお米、穀類などの植物由来の食物じゃないでしょうか? 自宅の庭や、ベランダで育てている方も多いと思います。保存や調理などの扱い方もさほど難しいものではありません。
 特に、お米は日本人の主食ですし、白米を食べないと食事をした気にならない人も多いのでは??

 さて、ここで全くの素人の私が何を手伝う事が出来るのでしょうか? お米が田圃で収穫できるまでには様々な行程があります。耕したり、雑草をなくしたり、水を水路から入れたり、詳しい事はまた別の機会にご説明出来たらと考えてますが、とにかく色々な作業があります。
 千葉県辺りではこの時期、4月下旬から5月中頃までタイトルの通りの田植えの時期を迎えるのです。一言に田植えと言っても、これまた様々な作業があるのですが、私もお手伝いをしなかったら知らない事だらけのままでした。それを少しでも色々な方にお伝え出来れば良いかなと思っております。

 素人でも出来ることはシンプル。とにかく力仕事です。頭も多少は使いますが、技術や知識が無くても出来ることはこれしかありません。
 作業を簡潔に説明すると、苗や肥料等を田圃まで運び、田植えをする人(田植え機)に滞りなく補給し続ける仕事となります。あとは雑用も。

 軽トラックに大量の苗箱(1箱5kgほどらしい)を積み込み、田圃に運び、畦(あぜ)や道路から手渡しで補給をし、空になった苗箱を回収したり、肥料(1袋20kg)の補充をします。とにかく田植え機が効率よく田植えをするサポートをする訳です。戦場で砲撃する大砲に砲弾を渡すような感じですね。

 田圃には様々な形、面積があり、補給が畦道からなのか、道路なのか、その間には水路が有るのか無いのかなど、色々と条件が変わってきます。
 コツとしては、その状況を適切に判断し、どの位置で補給をするのかを予想することです。それにより軽トラックで先回りし、補給時のタイムロスを減らして作業をすることが出来ます。
 トラックに苗や肥料がなくなったら、ビニールハウスまで戻り積み直します。基本この繰り返しです。

 友人の田圃は小規模ではありますが、一昨年まで基本、彼1人でやっていたのを私が手伝わせてもらってるわけです。
 今年の目標は1日で全て終わらすことでした。そのためには300枚ほどの苗箱を4回に分けて積み下ろしをしなければならなく、彼を田植えに集中させるためには基本的に私が1人でこれを積んで運ぶのです。

 結果は、頑張ったのですが残念ながらトラブルなども有り(それでもそこそこスムーズ)目標はギリギリで達成出来ませんでしたが、昨日と今日の午前中、合計1日ちょっとで終了することが出来ました。
 上手くお伝えできたとは思っていませんが、私の腰と膝、腕は痛みでバキバキになるくらいはハードなのです。

 みんな、こころして米を食えよ!!(笑)

次回は、「はじめましてのご挨拶、ながすぎるプロフ(14)に戻りますよ!!

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