『ブギウギ』第111回　パーティーやでえ

　3.11です。
　朝ドラとも関連があり、あの『あまちゃん』は復興支援枠とされます。『おかえりモネ』は震災から歳月を経て描かれた被災地のその後でした。
　『おかえりモネ』放映時、『あまちゃん』もあるのにまた被災地なのかとぼやく声にはうんざりさせられました。被災地でもでも被害の事象は異なり、『あまちゃん』の舞台よりも『おかえりモネ』の方が深刻な場所でした。
　『半分、青い。』でも東日本大震災による死者が出ました。あれは北川悦吏子さん一人の考えではなく、スタッフが考えてのことです。あれはアンチが凄まじく、あの描写にケチをつけていましたね。でも出さなければ出さないでどうせ叩いただろうと思います。
　あのドラマを道徳的に批判しておきながら、華僑差別をかましたその次のドラマを礼賛した層は信頼できません。もうこのことはしつこく言い続けているようで自分でも嫌になってきますが。

小夜役の彼女

　話をやっと本作に戻します。
　小夜役の方は被災地出身です。彼女が語るインタビュー映像を見ました。無理やり太る役作りを終えすっきりと痩せて、わざとらしい訛りやブサイクメイクもなく、大変聡明で美しい姿を見せていました。
　なんでこんな女優さんに、あんな無様で不愉快な役をやらせますかね。つくづく『ブギウギ』はひどい。日清食品宣伝朝ドラでもヒロインが福島県出身者である設定を消し去り、座右の銘であった「ならぬことはならぬ」も無視してバカな女にしましたが。NHK大阪は福島県に何か個人的な恨みでもあるヤツが支配してんの？　長州閥支配でも続行してんの？

地獄のような絵面だ

　今朝はスズ子と、マネージャーのやりとりを見ていて日本の停滞を感じました。