『ゴールデンカムイ』第4期第7話(第43話)「樺太脱出」

　再開された今回は、樺太から北海道へ戻る回です。

鶴見の復讐計画

　鶴見はアシㇼパを捕縛する策があります。しかし、アシㇼパは強い意思力と知能でそれを拒もうとし、金塊はアイヌのものだと言い切ります。鶴見は和人を殺すための軍資金だと吐き捨てるものの、アシㇼパはここで武装闘争を否定するのです。
　アシㇼパはキロランケや父・ウイルク路線を否定するからには、それは仕方ないように思えるけれども。
　ここで鶴見は、愛児を殺したウイルクのことを思い出し、憎悪を募らせ、脳汁を垂らします。大日本帝国軍人でありながら、根本的な動機は家族愛なのですね。狂っていないというか、小ちゃい男に思えなくもありませんが。
　ここでアシㇼパは「私のことは私が決める」と杉元相手に宣言し、空に向けて矢を放ちます。杉元が毒矢と叫び、アシㇼパを逃げ出します。俺たちだけで金塊を見つけようと、走り出す二人。谷垣と白石は別ルートで逃げます。

鯉登、刺される