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NHK朝ドラ忖度の歴史

 年末スペシャルというわけでもありませんが。

 ここ数年の、NHKの吉本忖度は酷い! いや、吉本だけじゃない!

 特にNHK大阪朝ドラは一体なんなのか。ちょっと考えてみましょうよ。朝ドラで美男美女が出ていてうっとりとか。そういう話でいいのか、って話ですよ。そういうことばっかり気にしているから、汚い忖度と癒着は止まらない。受信料でそんなことされても、ヘラヘラ笑ってていいのかって話です。

2014年『マッサン』

 2014年『マッサン』がヒットしました。私としましては、同じ脚本家でも『ちむどんどん』の方が出来が良いとは思いますが、それはさておき。
 この作品がヒットしたことで、風向きは変わったと思います。京阪神大企業と対アップすれば、双方儲かる美味しい構造ができたのです。
 それって公共放送のしていいことなの? そう思いますよね。このドラマの主演と準主演が、それぞれニッカとサントリーのアンバダサーをしたあたりで、何か薄気味悪いもんは感じましたよ。

 ニッカはまだしも、サントリーはなあ……ドラマの描写もめっちゃ忖度しまくってましたもんね。

2015年『あさが来た』

 ヒロイン実家も明治政府とベッタリで胡散臭いことこの上ありませんが、最大の罠は五代友厚ですね。戊辰戦争用の兵器を買い付けた死の商人を王子様扱いって、どんだけ恥晒しなんですか。イケメンなら何をしても許されるとでも?
 で、そのプロパガンダ路線は『青天を衝け』で続行。歴史修正的な大問題作品です。しかもタチは悪いとに、作劇はうまいときてる。毒入りのうまい食事を作る、そんな作り手だ。

2017年『わろてんか』

 吉本興業美化にもほどがあるわな! 何忖度しとんねん!
 ほんで怒られたから『おちょやん』で、ライバルの松竹なんかに詫び入れたんちゃうの? 
 『おちょやん』は、創業者周辺の暗いところもいれているし。ソ連亡命やら何やら、日本芸能史の奥深さも入れ込んでいて。良作でした。あれは好きですよ。

2018年『まんぷく』

 よくも恥ずかしげもなく再放送できるな。安藤百福のルーツから華僑を削除って、人種差別で正拳突きしとるやろ。しかも、モデル企業は政党との癒着でズブズブで、悪名高いところやで。

 と、話がずれましたが。なんでこうも京阪神企業とズブズブなのか。

2021年『カムカムエヴリバディ』

 京阪神企業との癒着から、芸能界にシフトですかね。ヒロインとヒロイン母という一粒で二度美味しい起用をされた女優の持ち上げ記事乱舞で何事かと思いましたよ。

2022年『舞いあがれ』

 MFJに媚を売って、それがコケたら空飛ぶ車で万博に色目を使う。恥というものを知らぬのか。おまけに脚本家が自作短歌を作中で披露し、歌集を販売。ダイレクトマーケティングの限界にでも受信料で挑んでいるんですか?

2023年『ブギウギ』

 主演をオーディション起用ってほんまに? 主演持ち上げ記事乱舞もすごいことになるわ。主演の母が紅白に謎の出演をするわ。おかしくない?

 もうほんまいい加減にしろよ! 

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