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朝ドラメモ

朝ドラについてメモ。
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2023年7月の記事一覧

『らんまん』第86回 だが、植物学を裏切ってはいない

 ムジナモの論文を『植物学雑誌』で発表した万太郎。しかし、田邊との共著にすべきという「暗…

『らんまん』第85回 嫉妬

 ムジナモの開花から四ヶ月、季節は冬。寿恵子は女学生の姿を見ながら、聡子のことを思い出し…

『らんまん』第84回 ムジナモに花が咲いた

 万太郎が偶然発見した謎の植物。とはいえ、槙野家は金もないし、万太郎には仕事もないし。万…

『らんまん』第83回 槙野万太郎が咲かせる花

 長屋のゆうにだまされて、引っ越しの手伝いをしてきた万太郎、隼人、福治の三人。帰り道で沼…

『らんまん』第82回 時代の変わり目を生きる

 そのころ、佐川には万太郎の手紙が届いていました。 手紙を読むふたり 届いたのは、郵便制…

『らんまん』第81回 この出会いは運命

 寿恵子と万太郎は、園子という女児を授かり、幸せな日々を送っています。 シダの屋敷の主人…

『らんまん』第80回 生まれてくる子のために

 臨月の寿恵子のもとに、万太郎から手紙が届きます。 綺麗な手紙 筆跡も文章もうつくしく、読み上げる神木隆之介さんの声もよい。そんな手紙が読み上げられます。子の名前を思いつくたびに送ってくる万太郎。素敵な手紙ではあるのだけれども、これだけで耐えられるかどうかが気になるところ。  万太郎の隣には藤丸もいます。そんな藤丸と別れて死にそうなほど辛いと語っていた波多野は、野宮と道を見つけました。こういう男同士のブロマンス的な関係と比べると、男女というのはやっぱり不公平にも思えてきます

『らんまん』第79回 あなたの目と、俺の手があれば

 万太郎は植物採取に出かけていきます。タキの墓参りも兼ねています。それを送り出す寿恵子。…

『らんまん』第78回 休んで、またやり直そう

あとは論文だけで卒業できる藤丸。しかし、苛烈な競争に直面し、大学を辞めたいと万太郎に打ち…

『らんまん』第77回 大学では息ができない!

 寿恵子は妊娠三ヶ月。つわりです。食欲がない愛妻のため、万太郎はどうにかしなければなりま…

『らんまん』第76回 研究とは「戦場」なのか?

 日本人による初めての新種命名――そんな大成功をおさめた大窪と万太郎。万太郎は『日本植物…

『RRR』と『ゴールデンカムイ』

 マガジンですが、誰でも読める部分に長文であえていろいろ書いています。有料部分はおまけと…

『らんまん』第75回 ふたりの、日本の、みんなのヤマトグサ

 槙野家に置かれた石版印刷機。長屋の皆さんも見守っています。あのけしからん穴のあいた壁も…

『らんまん』第74回 新種を見出すために

 大窪は、ギリギリの覚悟で植物学に挑んできました。それなのに、万太郎が現れたことで何かが変わってしまったと語ります。 植物が好きだという気持ち 大窪は憎々しげに言います。  ただ草花が好きだと笑った。そんな人間は一人もいなかった。田邊ですら、新しい学問だから植物学を選んだ。立身出世のために学んでいた皆は、万太郎のせいで気づいてしまった。このままでは誰も万太郎に勝てない。好きを学問にする彼こそ強い。だから、大窪は好きになりたいと思うようになったのでした。万太郎が植物に抱く心を