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【安物買いの】iPad Pro2020を3.5mmオーディオプラグに繋ぎたかった【銭失い】

これは、フリーランスのフィットネスインストラクターとしてさまざまなスタジオでレッスンをする僕が、iPad Pro2020でUSB-Cとオーディオを繋ぐためにいろいろ買って試した奮闘記です。
主に「ケチらず純正品を買うのが間違いないよー」っていう話。

■ プロローグ

僕はレッスン時に音楽を流すため、いつもiPadをお供にしています。
研修では録音・ノートを取り、電子書籍で参考書を読み、
時にはイラストを描いたり、動画の編集をしたり…

触らない日はないほどヘビーに使っていたのですが、
今年の2月頃から、そんな相棒に異変が起きました。

▲どうした!噂のアレに感染してしまったのか!!

こうなると再起動するしかなく、使えるかどうかは運次第。
日を追うごとにエスカレートする強制終了からのカラフルなバグ祭り
ご時世的にちょうどApple Storeがすべて営業中止している最中だったので、修理にも出せず世代交代することなりました。

そしてやってきたのが、3月末に発売のiPad Pro 2020!!
新しいガジェットはいつだって興奮するものです。
やった。ついにApple Pencilも第2世代、カブトガニも卒業だ!!
接続がUSB-Cなのも他の機材とケーブル共用できて嬉しいなあ。
ばりばり働くぞーーーー!!!

…と、喜んだのも束の間。気付いてしまったのです。

USB-Cからオーディオに挿せる変換ケーブルが必須だと。

そこそこお高い買い物をしてしまった僕は、なるべく安く手に入れたいとAmazonを漁るのでした。

■ Amazonで買ってみた

いつも前置きが長くてすみません。
上述のとおり、なるべく安いものを手に入れたいと考えた僕は、3つの失敗をして最終的に純正品にたどり着きました。

失敗の理由はどれも、自分が規格やら何やらに詳しくないこと。
(この表現が既にもう詳しくなさを表している…)

でも同じ失敗する方もいると思うので、書き残しておきます。
もしこれを読んだ方でお詳しい方がいらっしゃったら、ぜひコメントにてご教授ください…

【調べて知った豆知識】
・ジャック=差し込まれる穴の方(凹)
・プラグ=差し込む棒の方(凸)
参考: https://music-lifestyle.net/kinds_of_mini-plug/

それぞれに標準・ミニ・マイクロのサイズがあって、直径が違うんだそう。
今回使いたい3.5mmはミニプラグ・ミニジャックと呼ばれるやつなので、USB-Cとミニジャックがついた変換ケーブルを探します。

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①エレコム →非対応×

実は一番最初はドンキで売ってたやっすい変換を買いました。
が、iPadには認識されず…

「エレコムだったら大丈夫でしょー」という謎の期待だけでこちらをポチ。
が(二度目)、iPad Pro2020では認識されず使えませんでした。

この記事を書くにあたって調べたら、明記されてる対応機種にタブレットはそもそも含まれていません。こういうのって何か規格があるのかなあ…
バッテリーとかみたいに消費電力的なこともあるんでしょうか。
Xperia、Huawei Mate、OPPOあたりなら使える
みたいです。

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②ARCHEER →○、なんだけど…

先にお伝えすると、プラグとジャックを間違えて購入してます。
レビュー見てしっかりしてそうだから買って、届いてから気付いてびっくりしました。ひとまず手持ちのスピーカーに繋いでみたところ…

これはちゃんとiPad Pro2020で使えました!やったー!!

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▲とりあえずSpotify。

ケーブルもしっかりしていて、ノイズも感じません。長く使えそう。
ぐるぐるのスプリング部分はちょい硬め。しっかりバネが効いて伸びても戻るので、伸ばしたままで使うのは難しいかも。

僕の仕事先のスタジオはどこも、オーディオから外部入力用のケーブルが伸びていて、そこにスマホなりタブレットなりを繋ぐタイプ。なのでこの子はお家でお留守番ですが…
ケーブル持参や直接オーディオに挿したい方にはおすすめです。
商品紹介通り、車で使うとかね。

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③もはやハブ買う?? →○、でも注意点あり

ここまで3つ購入して、正解にたどり着けず。
しかもただ変換するだけでは充電しながら使えません。
できれば充電しながら使いたいし…ともう少し予算を上げて、iPad Pro対応のUSBハブで探してみることにしました。条件はこちら。

・3.5mmジャックがあって、(最重要)
・PCでも使えそうで、(買うなら他の機器でも使えたら便利)
・デザインがシンプルで、(だいじ)
・iPadにケースを付けていても使えるやつ(だいじ)

ピンからキリまでありますが、選んだのはこれです。

レビューを見るとPC使用目的の方が多いようですが、データ転送のためじゃないので安くていいかな、と。

こちらもiPad Pro2020で、充電しながらオーディオにつなげます。
※充電は充電器の電力がしっかりしてないとダメ。

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▲赤いのが充電コード、黒い太いのがハブ→iPad、
細いのがハブ→スピーカー。

USB-Aが刺さるからヘッドセットも使えるのもメリット!
オンラインミーティングで便利に使っています。
鏡面仕上げなので指紋はめちゃくちゃつくけど、割とかっこよくてお気に入り。

ただし!欠点がひとつ!
この子、出力側でしか音量調節ができません。
接続すると本体側では音量操作が効かなくなります。

例えばスタジオで音楽をかけるときは、オーディオ側のつまみやフェーダーでしか操作できません。スタジオによってオーディオが離れていたりして、iPad本体で音量操作している方は要注意。
イヤホンやヘッドセットを繋ぐとしたら、繋いだイヤホン側で音量操作できないと大変なことになります。
ヘッドセットはともかくイヤホンは操作ボタンがないこともあるでしょ…

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④結局安心、Apple純正 →◎

ハブは便利だけど、万が一のために、どこに行っても安心して使えるケーブルを確保せねば…
というわけで、観念して純正品を買うことに。
長い旅でした。

純正品がAmazonで買えるのはありがたいです。

こちら、iPad Pro 2020でバッチリ使えます。そりゃそうだ。

画像3

▲目印にマスキングテープ貼りました。


■ 仕事のおともは

というわけで結論は、やっぱり純正が間違いないってこと。
比較しても別に高いわけじゃないし、迷わず買いましょう。
充電しながら使うときのために、③で買ったハブも常に持ち歩いています。音量調節問題は僕の環境ではノープロブレム。
どちらも6月頃からほぼ毎日使ってます。

そもそもなんでこんな長い旅になったのかって、AppleにはまだiPad Proを充電しながら変換できる純正のアダプタがないのです。

公式でのサードパーティ取り扱いも、Lightningに関してはBelkinの変換アダプタの取り扱いがあるけどUSB-Cは無いみたい。
これから出てくれるのかなあ。出てほしいなあ。
Apple製品からジャックをなくしてからしばらく経つし、もう公式では対応しないのかなあ。
Type-C自体はすっごく便利だと思っているので、ぜひ公式でバーンと解決策を出してほしいと願っています。需要は!あるはずだよ!!!

先日発表された新しいiPad Airもいい感じだったから、持つひとも増えそうだよね。スマホがUSB-Cって方も多いだろうしなあ。iPhoneもそろそろUSB-Cかなあ。

とにもかくにも!
USB-Cからオーディオに繋ぎたい!っていう同じ悩みを抱えたみなさまの参考になれば幸いです🙏



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