egword Universal 2を買った

＊（これより以下の記事は2019年4月に書いたもので、けっこう分かりにくいのですが、egword系の単語で検索するとこの記事がよく出るため残しておきます）＊

同人女向けへのegword U2の使い方メモめいたもの

【ファイル】→「ページ設定」→『A5』or『カスタムサイズを設定』→111mm*154mm（文庫）
【ファイル】→「レイアウト設定」→上部の『レイアウト』タブより
・縦書き
・ヘッダとフッタの「高さ」を一旦0mmにする（消える）
・上下左右の余白を設定する
（2段の場合）【書式】→「段落書式」→（インスペクタが出てくる）→上部の『段組』タブより
・段数：2
・段の幅を均等にする
・段の間隔

　この「段落書式」で出てくるインスペクタなるものは出しっぱなしでもいいと思う。
　「セクション」という言葉が分かりにくかったのだが、これは注意書きも本文もあとがきもいっぺんに1つのファイルで作成するためのもの。セクション1は横書きで注意書き、セクション2に縦書き本文、セクション3で横書きの奥付、といったことができる。
　図形の貼り付け・表の作成が可能なので
・奥付に感想用QRコードを貼り付ける
・文頭にフリー素材のマークなどを使用
・推理物で登場人物のアリバイを表形式で出す
　などが可能。
　引きすぎて見づらいときはサイドのルーラーを動かし（なお本文に選択していないと動かせないので注意）マックスまで引き上げ、拡大を170%ぐらいまでアップにすると良い。右上の小さいパーセントの横を押し、「任意」でいじれる。

小さすぎる。個人的にはこういった部分はカスタマイズでもう少し大きく出してくれてもいい。

追加してほしい機能

・貼り付けた画像も作成した画像と同じように回りこみができるようになってほしい
・一旦作成したレイアウトを保存して次のときも呼び出せるようにしてほしい
・ノドを追加したい。見開きを選択し奇数と偶数で何ミリかの余白を足せるようにしてほしい　→できます。
　→レイアウト設定→レイアウト→見開き
・読み込みだけでいいので.docを……こう……小説同人誌のテンプレートを配布している印刷所さんはいくつかあるので開けるとすごくありがたいな〜っていう。

　多分いくつかの機能はあるとは思うんですが、自分では探しきれなかったので。
　ていうかこれ記事書いてて気付いたんですが、レイアウトの保存は「ページ設定」の「カスタムサイズを管理」でいけそうですか？

ここから与太話

　MacBook Airを使用しているのでOffice Wordがない。同人誌を作るときはLibre Officeとどうにかやってきたが、さすがに限界が来ていた。
　隔日ペースでSkypeをするフォロワーさんは一太郎ユーザーで、同人向けに評判もいいし買ってみようかなと思っていたのだが、どうにもMacとの相性がいいわけではなさそうな評判を目にする。
　長いMacintoshユーザーにとってこの手の問題は結構響くもので、「全体には動くけど痒いところに手が届かない……」「この挙動おかしいのは私がAppleなせいか……」などというモヤモヤを引きずる可能性があり、（狭義の意味とは違うが）おま環を引き起こす。
　え〜じゃあOffice Wordかぁ〜まぁな……こいつもそう悪いやつじゃないよ……一太郎よりは安価だし……などと思っていた矢先にegwordが出たという話を聞いた。

https://www.monokakido.jp/egworduniversal2/

　egwordとは30年以上前にエルゴソフトという会社が作った……ていうか私も親のおさがりのパソコンに入っていたので今になってちゃんと歴史を確認したのだが、要するに古いMacのワープロソフトだ。地道に開発を続けていたのだが、2008年に会社が解散。エルゴソフトの開発陣が立ち上げた物書堂によってリニューアルされたという。
　まずこの実績がすごい、めちゃくちゃMacに寄り添ってくれている。信頼が置けすぎる。物書堂さんは辞書のアプリを手広く取り扱っていて、人によってはiPhoneに入っているかもしれない。
　しかも、いや上のリンクを押した人は気付いたかもしれない。なんと今なら7800円の定価が3800円なのだ。繰り返すが7800円が3800円だ。半額以下！！！！
　私はキャスター・リンボのためのiTunesカードを導入しこれを買った。

　正直これを本気でオススメしていいのかよくわからない。まだ出会って2日目だからだ。
　でもLibreOfficeよりは格段に使い易いし、今（4/23までだ！！！！）セールなので、Macユーザーは買ったらいいと思う。