2023-01-18

 Zepp Osaka BaysideにRina Sawayamaのライブを観に行った。

 大きい箱でのライブは久しぶりだった。2019年のHONNEのアルバムリリースツアーが最後かも。それも梅田のバナナホールだったと思うから、こんな大規模なライブはBIG CATでのcero以来?つまり5年くらい経ってる?やば。

 久しぶりすぎて身の振り方が全然わからなかった。開場前から並ぶべきか。ドリンクはどのタイミングで交換して何を飲むのか。物販でクレカは使えるか。荷物はロッカーに預ける前提で準備すべきか。

 いろいろ考えていたわりに、うまくいったのはドリンクを飲むタイミングだけだった。開場後に到着したから並ばずに済んだけど、整理番号的にはもう少し早く着いていたらもっとよかった。ロッカーに荷物を預けたあとにドリンクを交換すべきだった。物販は現金しか使えないし、開演前に買った方が空いてるし在庫もある(Tシャツを買えるくらいの現金はあったから結果的にはなんとかなった)。開演までの時間でビールをちびちび飲んで、開演時間にいい感じに酔えたのは、今日の好プレイ。

 Rinaのライブだし、さぞかしGayな空間なんだろうと思って、ギラギラ光るメタリックなシャツを着ていったら、全然浮いてた。普段から変な服を着てるので、それで心が折れることはないけど。

 開演前から爆音でSEがかかってて、でかい音が欲しいときにでかい音に包まれるのはいいなと思った。

 ライブが始まってRinaがステージの高台に立って正面からの風を浴びているのを観た時、本当に来て良かったと心の底から思った。

 ダンスもバンドもあるのは、どっちも好きな私にとってはありがたすぎた。ダンサーもバンドも女性だけ(つまりステージには女性だけ)っていうのは、日本ではあんまり見ないから新鮮だった。これからどんどん増えたらいいなと思う。

 Rinaはライブを通して、ここはあなたの居場所だと強調していた。Cherryの曲中、レインボーカラーの照明がステージを満たして、Rinaがレインボーフラッグを掲げて、フロアでもレインボーフラッグを振っている人がいた。憂鬱な世の中だけど、このライブの時間は、安心して自分の感情に素直に浸ることができた。ひとりで来たけど、ひとりで来て正解だったかもと感じた。ひとりだからこそ自分を解放できて、その上で会場にいる他の人とも一体となれるみたいな。服装は浮きまくりだったけど。

 


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