見出し画像

夢の「暦図鑑」をつくる。

あれはいつの七夕だったかな…。
数年前、暦生活のブログで七夕の記事を書くということで、「七夕の願い事」を聞かれたことがありました。

その時、珍しくあまり悩むこともなく、
「いつか、長い間愛される暦図鑑をつくりたい」
そう答えました。

公開された記事には、「暦を扱う会社に勤めるものとして、こうありたいものです」と書いてあって、とても嬉しかったことを覚えています。

画像3

それから、私がこの会社で叶えたい夢は、「暦図鑑をつくること」になりました。誰かに聞いて欲しくて、Twitterに恐る恐る書いてみると、たくさんの方から応援のコメントをいただきました。

「『暦図鑑』楽しみにお待ちしていますね」
「日々の幸せは身近にある事を、読みながら感じています。暦図鑑、楽しみにしています。」
「是非!待っていますよ〜頑張って下さいね(^_-)-☆」

などなど。今読み返しても、とても嬉しくなります。
私にとって、大切な言葉たち。

「夢を持つ」って、素晴らしいことだとわかっているのになんだか照れ臭いし、人に言ったら冷めた目で見られそうだし…。なにより自分自身、「今さら」なんてどこかで思っていましたが、コメントを読んでいると、心があたたかくなって、夢を持ってみよう。と思えました。

そして、「いつか」と思っていたその夢を、2020年の春に「暦生活」のサイトを新しくするタイミングで、叶えることにしました。いや、「始めることにしました。」の方が正確かもしれません。

画像4

今の暦生活のサイトは当時勉強しながら必死に作ったもの。当然愛着があります。でも、作ってからすでに7年が経ち、あちこちにガタがきていました。そして、この7年で少しずつ形作っていった「暦生活」をきちんと保存して長い間残していきたい。そう思いました。

「サイトを新しくする」と一口に言っても、どこから手をつけていけばいいか分からず、本当に色々な方々にお世話になりました。これまで社内の限られた人数だけで考えてきた暦生活のことを、外の人たちとあーでもない、こーでもない、これは?これにしよう!と案を出し作っていった時間はなんだか不思議で楽しい時間でした。

画像2

新しい暦生活のサイトのコンセプトは、夢の「暦図鑑」。

1日1ページ、季節感あふれる暦にまつわるお話が増えていきます。二十四節気や七十二候、年中行事に旬の草花、食べ物、天気、和菓子、月と星。最初はページ数も少ないのですが、配信日から毎日少しずつページを継ぎ足していきたいと考えています。

そして、暦図鑑づくりに協力してくれるのは、16人のライターの方々。天気や料理などの専門家の方々や、暦生活と同じような目線で書いてくださる方々など、さまざまです。みなさん本当に快く、素敵な記事を書いてくださいました。いろんな感性が重なり合って、面白くなっていくんじゃないかなと思います。

画像2

もうすぐ、新しい暦生活がはじまります。
このnoteを書いている今、嬉しい気持ちと、不安な気持ちは正直半分こずつ。でも、今のベストを尽くしていこうと、そう思います。

いつも暦生活をご覧いただきありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?