「死」について

おはようございます☀️🙋‍♀️❗
スターダスト・レビュー、「木蘭の涙」初めてちゃんと聴きました🎵トイレで😅(笑)
 良い曲だなぁと思いながら、あれ?っと思ったんです。それで、リッチャーさんに語りたくなりました。
 「愛する人は、たとえ死んでも永遠に生きているんだ。」誰かが言った言葉なんだと思うのですが、これを聞いたのは姉からでした。中学生の頃です。姉が慕っていた先生が亡くなった時です。自殺でした。私は「そんなものかなぁ」と、姉と違って恋をした事が無かったので、その時は分かりませんでした。
 実感したのは、多分私の初恋の人(女性でしたが…😅)が亡くなった後です。人工呼吸器をつけ意識の無いまま、3ヵ月、病院に通い続けた後でした。その時は、同じこの世界に、あの人が居なくなったことが苦しくて苦しくて、目が流れるほど泣きました。その後、大学院の実習で無理しすぎたことも重なり精神を病みました。6年間、うつ状態のまま働き、辛すぎて病院を退職しました。ふっと、「それでもこのままの私で良いんだ」と思えた時、うつ状態から一気に抜け出しました。その時、あの人がいつも傍に居てくれた事に気付きました。
 歌人 永田和弘さんの言葉です。ご存知ですか?
「わたくしは死んではいけない
わたくしが死ぬときあなたが本当に死ぬ
愛する人はその人の前で、最も自分が輝いていられる人
愛する人が死ぬ悲しみは、その人の前で輝いていた自分が失われる悲しみかもしれない」
 この言葉を聴いた時、そうか!と思いました。あの人は、私が看護学生1年生の時、私のありのままを引き出してくれた助産師の指導者さんでした。本来、他人との集団行動が苦手、緊張しいで引っ込み思案、人間に興味がないから実習が苦手。そんな私を気に掛けて、私を緊張させないおおらかさで、人間の世界にひっぱりこんでくれた人でした。私にとっての「そのままで許されたわたし」と言う象徴的存在が失われた悲しみだったんだと。
 人間はそれぞれ、違う人生を生き、違う価値観を持ち「死」にも、違う意味を持っているのですね。

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