他人が見た夢の話ほどつまらん話もない20220212


という訳で、今日見た夢の話をします
二度寝の前後で経路の違うホラーな夢を見てしまって凹んでいます


***


家族で旅行に来ていた

和室で窓が高い小さめの部屋に通されていた

私達家族は部屋に荷物を置いて、外に出る準備をしているところだった
外雨かなあ、折りたたみ傘持っていこうかな、

支度が整った私達は部屋から出て歩き出した
板張りの廊下を歩くと中庭を通ったりして、古き良きといった風情があった


外に出るとすぐそこにビーチがあった
たくさんのおじいさんが砂浜で遊んでいた
すごい人多いね、なんかおじいちゃんばっかだね、

その上を、ブルボンのお菓子の個包装をいくつも並べたような謎の物体が左右に走り抜けていく
見ているとそのブルボンの個包装もいつの間にか磔にされたおじいさんの姿に変わっていった
怖っ、何あれ、どういうこと?、

あまりのおじいさんの量に怯えていると、海が暗くなってきた
海の向こうから明らかに何か来る
大量の小さい影が跳ねて水しぶきを上げながら、私達やおじいさん達のいる砂浜に近付いている
海の上を覆うような巨大な人の影もある
鎧を着たようなごつごつした大きな人影は一歩一歩と海を進んでこちらに近付いているようだった
それも1人や2人ではない、今見える海全体を塞ぐほどの大人数だ

私達家族は部屋に戻るため走り出した
海から来るあれに捕まると死ぬと思った
逃げなきゃ、
怖かったけど、家族と一緒だと思うと安心した
途中、誰かが私の手を握った
見上げると父だった
いつの間にか鎧を着ていたから一瞬誰か分からなくて、こんな状況なのにちょっと笑っちゃった

来る時に通った板張りの廊下を走る
中庭で、大量の水しぶきを浴びた
恐らく海から来たあれにかけられたんだろう
もうそんな近くまで来ているのか
でも私達の部屋もすぐそこだ、
部屋に着くか着かないか、のあたりで目が覚めた


***


二度寝したらまた同じような和室にいた

先程と違うのは、今度は上司(と思しき小さいおじさん)と来ていることだった

板張りの廊下を今度は1人で進む

歩いていると、妖怪2人が人間の若い女数人ににじり寄っている場面に遭遇した

妖怪2人はどちらも美しい女の姿をしていた
2人は色で人間を誑かすタイプの妖怪で、2人のうち1人はその美しい容姿で少年を惑わせる女妖怪、もう1人は女の見た目で油断させて女を襲う男の妖怪だった

その男妖怪に今まさに狙われている人間の女は、困惑したような焦ったような表情を浮かべながらも、必死に妖怪から目を逸らして妖怪の誘惑に負けないように努めているようだった
いやそれとも、押し当てられている股間のそれをもう意識しちゃってる?それと分かった上で誘惑に乗りたいのか?

妖怪と女がじわじわと静かな戦いをしている横を私はすり抜けていって、先にある和室に進んでいった
妖怪と女がどうなったかは知らない

先にある和室は和ホラーの雰囲気たっぷりの怪しい薄暗い部屋だった
ふすまの向こうにもう1部屋ある
確か上司がこの部屋の話をしていたな
入ってみる

4畳半の畳は切腹の間の敷き方で敷かれていた
奥に上司がいる
空気が冷たくて重い
ここは本当にまずい部屋だと一瞬で理解できた
上司が何か喋っている
奥側の壁に張ってある数枚の板が今にも外れそうな勢いでガタガタ鳴る
上司が何か喋っている
私は上司に縋り付きたい気持ちで壁に背を付けたまま数歩歩いた
その時、上司の姿が消えた
終わった、と思った
さっきまで喋っていた声も聞こえない
さっきより部屋が暗くなった
壁の板はもう鳴っていない
そういえば、前に上司がこの部屋の話をしていたな
入るとあらゆる怪奇現象が起きるんだと
まず、床が鏡張りのようになって見える、
なった
部屋は明るくなった
今この部屋にいる魑魅魍魎の類が可視化されているようだったが、恐ろしくて確認できなかった
少し時間が立つとまた畳に戻ったが、今度は畳の床に長い髪の和服の女の姿が映る
私の足元で、私の足に踏まれる位置に常にそれが現れる
踏んでいる感触はないが、自分が素足であることにその時ひどく後悔した
小さい部屋で怪異から逃げ回っていると、急に両足首を掴まれて倒された
それの姿は見えないが、確実に掴まれている 
それも、かなり大きな手なのか、ふくらはぎのあたりまでがっしりと掴まれている
起きてnoteを書いてる今でもその感触を思い出せる
その大きな手は私を掴んだまま、私を部屋中引き摺り回し始めた
狭い部屋の中をぐるぐると引き摺り回される
怖い、怖いし、これをこのまま続けると恐らくここではないところに連れて行かれる
とにかく叫んだ
声が出なくてヒャ〜という細い叫びしか出ない
これ逆に幽霊の声っぽくね?これじゃ気付かれない、
必死に腹から声を出してがなるように叫ぶ
引き摺られながらも、なんとか、自分が入ってきたふすまに手をかけた
転がるようにしてその部屋を出ると、上司が部屋の真中にいた
今度こそその上司に縋り付くように近付いたところで、怖い夢が嫌になって起きた





あ〜やだやだ、怖い話だめなのよ私ほんとに
ホラーだめ、和モノも洋モノもだめ

夢占い見たけどストレス?体調不良?何にでも言えそうなやつだった
まぁせっかくの3連休だしダラダラ楽しくやりますよー


三度寝したらまたやな夢見るかなあー
起きます そんじゃまた


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?