JOP追加考察【動き出す!リアルワンピース】
JOPとは
25年という長い年月に渡り、ワンピースが在って当たり前の人生を歩んできた人間が、日本の人口のかなりの割合を占めるようになり、知らず知らずのうちに養われたワンピース的な価値観が、社会に影響を及ぼしている現象。
または、元々影響を及ぼしてはいたが、それが極めて顕著に表れている現象。
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①世論
JOPにおける、ワンピースの世界観と現実世界の世界観のオーバーラップは、尾田先生が物語を進行していく上で、極めて緻密な因果関係を描写していることが大きな要因です。
現実世界の人間心理をしっかり踏襲した上で、行動に対する原因がきちんと描かれていいるため、現実世界で起こる事件や事例と、ワンピース作中の事件や事例がきれいにハマってしまうのです。
例えば民衆が行動を起こす物語である、アーロン編やアラバスタ編、魚人島編等々、民衆が行動を起こす為に必要な心の動きがきっちりと描かれているために、村全体や国全体が大きく動く物語が、とても自然な形で読者の心に伝わってきます。
簡単に言うと、世論の動きを描写することによって、社会が変化する物語を成り立たせているわけです。
逆を言えば、ワンピース最終章において、いよいよ世界がひっくり返る物語になるわけですが、現実世界で世界がひっくり返るような状況の民衆の心理とはどんなものなのかを想像すると、ワンピース作中の事件や事例に込められる尾田先生の意図を汲み取ることができるのではないでしょうか。
さてそこで、まず考えて頂きたいことが一つあります。
ワンピースの世界線において、この世界がひっくり返ってほしいと願っている民衆の割合ってどのくらいいるのでしょうか。
もちろん、不遇な状況にいる天竜人の奴隷や魚人島の人々、あるいは悪い海賊に虐げられている人々など、けっこういるっちゃいるとは思います。
しかし、フーシャ村やココヤシ村の人々、ウォーターセブンの人々にしたって、もっと言えばトットランドの人々にしたって、けっこう幸せな生活を送っているように見えます。
私は思うのですが、ワンピースの世界線においては、大多数の人が割と幸せに普通の生活を送っているのではないでしょうか。
だからむしろ、世界がひっくり返るようなことを望んでいる人はかなり少数派なのではないかと思うのです。
8カ国同盟というのがどういう経緯で発生したのかは分かりませんが、世界の人々から見たら、所詮はガーシーを担ぎ上げているネット民くらいの規模と影響力くらいにしか思われていないのではないでしょうか。
革命軍は世界的に存在が知られているようですが、その活動内容や目的に興味を持っている人はマイノリティーであって、所詮はNHK党くらいの規模と影響力くらいにしか思われていないのではないでしょうか。
しかし、社会を動かすためには世論の動きが不可欠となります。
今後、世界をひっくり返らせるために、尾田先生は必ず世界の世論を大きく動かしてくるでしょう。いやむしろ、それは既に始まっていると考えるのが自然ではないでしょうか。尾田先生のことですから…
②ウタ
世論を動かす上で、まず最初にやらなければならないことがあります。
同時にこれは最も重要なことでもあります。
それは、みんなに知ってもらうことです。
今現実に問題が発生しており、このままでは社会が大変なことになってしまうので、どうにかして今の状況を変えなければならない、という問題提起をできるだけ多くの人に行わなければ何も始まりませんし、何も動きません。
そこで登場したのがウタというキャラクターです。
劇場版フィルムレッドでは、実際にどういう問題が発生しているかという細かな描写はありませんでしたが、世界を変えたいという強い願いが描かれており、なんと世界の7割の人々がそれに触れているのです。
つまり既に、世界の7割の人々が、世界を変える必要があるのではないかという問題提起を受けたことになるのです。
そしてその伝達手法が演説でも新聞でもなく、楽曲であるという点と、伝達手段が動画配信であるという点が非常に興味深い事件となっています。
政治色の強い堅苦しい媒体ではなく、アートという親しみやすい形で、YouTubeに類似した媒体によって世界の在り方を問う形になっており、これが現実世界を生きる我々に大きなヒントをもたらしているのではないでしょうか。
そしてここでもまた、JOPは成り立ってしまうのです。
この記事を書いている2022年10月27日現在、現実世界においてウタが降臨する可能性が出てきました。
政治家女子48
NHK党の立花党首が構想している政治家女子48は、まさにウタと同じ役割を果たす可能性があります。日本国民の7割が、政治家女子48の存在を認識し、その動向を刮目するようになった時、我々は初めて問題提起を受けることができるようになるのです。
平和ボケした日本人に強烈な平手打ちを食らわせて、気合を入れることができるのは、自民党でもNHK党でもなく、政治家女子48であることを、JOPが示しているわけです。
来年の統一地方選挙は、日本が既に詰んでいることを自覚できない国民が、現実を突きつけられる最初の一歩となるのです。
③SWORD
JOPの本記事や追加考察では、主に既得権益を破壊する側の視点で話を進めてきました。
しかし実際問題、破壊だけで世界が救われることはありません。破壊と創造を同時に行うことが必須であり、創造もまた、破壊と同じくらい困難であることを我々は知る必要があります。
そして、曲がりなりにも世界を統治し、大多数の人々が幸せに暮らせる世界を存続させてきた世界政府のノウハウは、創造を行う上で必要不可欠なものであると言えます。
仮に世界政府が全て壊滅してしまったら、残された国々は間違いなく戦争を始めるでしょう。そこに海賊も加わって、今よりもずっと殺伐とした時代が到来してしまいます。海賊に政治はできません。尾田先生はそういった部分をリアルに考える方です。
だから、不必要な既得権益を全て破壊した後に、あるべき世界を創造する役割として、世界政府側のまともな組織を残す必要があるのです。それがSWORDであると私は考えています。
ということは、日本という国においての世界政府が自民党であることから、新しく自民党内にまともな勢力が誕生し、SWORD的な役割を果たす未来が予想できるのです。
何が言いたいかというと、
JOPではNHK党側が麦わら大船団を始めとする最悪の世代、もしくは革命軍にあたりますので、既に当選しているガーシーを始めとする、立花党首が名前を挙げている数々のインフルエンサーがそれに該当します。
そして自民党側にも強力なインフルエンサーが登場し、自民党内に新勢力を作り出すはずです。その新勢力は、一応はNHK党の敵として戦うことになりますが、最終的には在るべき日本を創造する物語が成立するはずなのです。
そして我々はその強力なインフルエンサーを既に知っています。
ひろゆきと成田悠輔です。
日経テレ東大学のRe:HackというYouTube番組で、数々の大物政治家と議論をしているこの二人は、NHK党側のインフルエンサーとはまったく違う意味でヤバい人たちです。
本質が見えている、という表現がありますが、この人たちは違います。
本質しか見えていません。
既に日本が詰んでいることを未だに理解できない方は、是非Re:Hackを見ることをお勧めします。
そして何より、自民党に近い政治家や重鎮の中にはこの二人を選挙に出馬させたいともくろんでいる人がいるはずなのです。あの竹中平蔵に「コンセプトリーダー」と表現させるひろゆきと成田悠輔の天才っぷりとその影響力は、最悪の世代にとってかなりの強敵になることが明白です。ホリエモンとひろゆきが水と油であることもまた、物語の演出としては秀逸過ぎます。
キャラはだいぶ違いますが、役割としてこの二人がコビーとヘルメッポになるわけです。
JOP的に言えば、ひろゆきと成田悠輔が自民党として出馬することは、もはや運命であると言わざるを得ません。
④最悪の世代
2022年10月27日現在、DJ社長が出馬を表明しておりますが、ここから数々のインフルエンザーが立花党首のラブコールを受けることになると思われます。
ヒカル、青汁王子、ホリエモン、江頭2:50、浜崎あゆみ、新庄剛等々の名前が挙がっています。
つまりこれが最悪の世代です。
上記の方々が並んだ絵ずらを思い浮かべて下さい。
これを最悪の世代と言わずしてなんと言えばいいのですか!
JOP本考察でも述べていますが、ヒカルを中心に形成されつつある最悪の世代が、DJ社長の出馬表明によっていよいよ動き始めました。
残念ながらヒカルはドフィにはなれませんが、ワンピースの申し子として時代のうねりの中心で大暴れする日は近いと感じています。
正にリアルワンピース!
わくわくが止まりません!!
え?もしかしてDの意思のDって、DJ社長のDなん?
次回はDの意思について考えてみましょうかね。
おしまい
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