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わたしはどんな子どもだった?|書く習慣1ヶ月チャレンジ

#書く習慣1ヶ月チャレンジ 、5日目のお題は

昔はどんな子どもだったか。


いつからいつまでを子どもと呼ぶかは悩ましいけれど、ざっくり幼少期~小学生の頃を振り返ってみようと思う。

覚えていることは少ないが、保育園から幼稚園の頃のわたしをひとことで表すならTHE・インドアだ。笑

3歳上の姉と5歳下の弟がいる、真ん中っ子のわたし。
寂しがりやな姉弟に対し、わたしはひとりで遊ぶのも好きな子どもだった。

外で遊ぶよりも、部屋の中でお絵描きや折り紙をしたり、絵本を読んで過ごすのが好き。根っからのインドア派である。そのおかげか絵を描くのは得意で、友達からはよく「ポケモン描いて—!」なんて言われることも(まあ、かわいい感じのポケモンしか描けなかったけどね。ピカチュウとかイーブイとか)。当時のポケモン人気は本当にすごかったなぁ……

性格面を言うと、小さい時からほんっとうにちょっとしたことで泣く子どもだった。苦手な野菜を口にしては泣く、絵本に大嫌いなカエルが出てきては泣く、走ろうとしたら足がもつれて転んで泣く。
なかでも覚えているのは、保育園の時の豆まき大会。鬼(に扮した先生)が現れた途端ギャン泣きし始め、鬼が去っても泣き止まず、しばらくしてどうにか豆を拾い始めるも、3粒くらい拾った豆を途中で落としてしまいまた泣く……といった始末。大変だっただろうな。
当時の先生方、すみません。苦笑


そんな泣き虫な性格のまま時は流れ、小学校へ入学。音楽の楽しさに目覚めたのはこの頃だ。

わたしの家には古い電子オルガンがなぜかあって、幼稚園の先生の真似をして「チューリップ」やら「ちょうちょ」やらを見よう見まねで弾いて遊んでいた。
わたしは覚えていないのだけれど、オルガンを弾くわたしに母親が「ピアノ習う?」と訊ねたところ、「うん!」と即答だったためピアノに通わせ始めたらしい。同級生にもピアノを習っている子がたくさんいて、休み時間は教室の電子オルガンをみんなでかわりばんこに弾いて遊ぶのが楽しかった。
その後も特設合唱部に入ったり、行事で伴奏を担当したり。のちに中学で吹奏楽部に入部したのももとを辿ればピアノを始めたのがターニングポイントだったんだな、と思う。

ピアノと同時期に、姉が先に習い始めていた書道も始めた。教室は同じ町内にもいくつかあったけれど、わたしは祖父の友人である先生のところに通っていた。そのため毎週末には道具セットを持ち帰なければならなかったのだけど、これが地味に重くて。学校から家までが遠かったのですごく大変だった記憶がある……。
途中から違う教室に通うことになったりもしたけれど、今でも字を褒められるのは書道を続けたおかげ。
ピアノと書道はきょうだい全員習ったのだけれど、姉も弟も口を揃えて「書道をやっていて良かった」と言う。習いごとをさせてくれた両親には感謝しかない……。

あい変わらずのインドア派には違いないが、小学生の頃は運動もまあまあできた。とはいえ得意なのは短距離走や走り幅跳び、高跳びといった陸上競技ばかりで、球技や水泳は全然ダメ。25m泳ぎ切るのがやっとだし、ドッチボールでは一番最初に狙われるタイプだった。おかげでドッチボールは未だに怖い。やる機会ないけど。

あたまひとつ抜けるようなことではないけれど(そういえば身長も低かった。笑)、作文は好きだったし、賞を取ることもあった。母校を含めた周辺地区の小学校の優良作文が掲載される文集があって、それに載ることを目指して頑張っていたのを覚えている。6年生の時にようやく掲載されて嬉しかったなぁ……


小さい頃の、漠然と「○○君が好き!」って話すのとは違う、自分で自覚した、という意味での初恋は小学5年生の時。昨日のnoteにもちらっと書いた、勉強が得意な男の子だった。ここではそうだな、T君と呼ぶことにしよう。

T君とは3〜6年生までの4年間同じクラスだった(3年・5年の時にクラス替えがあった。といっても小さい学校だから2クラスだけ)けれど、恋心を自覚したのは5年生になってからだった。

T君は作文もスラスラ書けるし、書道も上手だった。でも、何でもできちゃう天才タイプというよりはコツコツ努力を惜しまないタイプで、国語のテストで間違えた漢字は今後間違えないように、と繰り返しノートに書き続けていて、思わず先生が「もうやらなくてもいいよ」と言ってしまうくらい。
身長が低いわたしよりもさらに小さかったけれど、T君が一生懸命がんばる姿にときめいたんだろうな、当時のわたし。

ただ、わたしが初恋を自覚した頃、T君の幼馴染であるH君がわたしのことを好きだという噂があって(本当かどうかはわからんが笑)、周りは異様なくらいわたしとH君をペアにしたがるようになっていた。「H君のことどう思うー?」とからかわれることもしばしば。「どうも思わないかな……」と答えつつ(ひどい笑)、T君も他のみんなと同じように思っていたら悲しいなぁ、と思っていた。

卒業時の謝恩会でも当然のようにわたしとH君は隣の席になっていた。しかし、どういうわけか直前にH君とT君の席が入れ替わり(!)、おかげでT君とたくさん話ができた。嬉しかった小学生最後の思い出。

うわー!書いていて恥ずかしくなってきた!
うわー!笑

席が入れ替わった理由は謎のまま。気恥ずかしさからT君を好きだということは誰にも言わないでいたけれど、わたしは当時からもろに顔に出るタイプだったからきっとバレバレだったと思う。
気づいた誰かが気を回して変えてくれたのかもしれない……。笑


子どもの頃のことがいつしか初恋の話になってしまった。

こうして振り返ってみると、全部地続きで今につながっているんだな、と、当たり前のことを実感する。
本が好きなのも、すぐ泣いてしまうのも、カエルが大嫌いなのも、顔に出やすいのも、作文を頑張りたいのも、全部変わらない。
きっと、変わらない「わたし」のまま、これから先も生きていく。

そんな感じ。(どんな?)
キリがいいので今日のnoteはここまで。