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あのひとことがわたしのお守り。|書く習慣チャレンジ

書く習慣チャレンジ、今日のお題は

誰かから言われた大切な言葉。


これまでの日々にはさまざまなターニングポイントがあったけれど、「言葉」という点で考えると思い浮かぶのはただひとつ。
小学5〜6年生の時に担任だった先生が書いてくれたひとことだ。(お題は「言われた」だけど「もらった」という広い意味でとらえておく。)

その頃のわたしは、泣き虫でネガティブな子どもだった。
あ、泣き虫でネガティブなのは今もだ。笑
今以上に、失敗しては落ち込んで泣いて、上手くいかなくて悔しくて泣いて、という感じ。

失敗するのが怖い。
間違えるのが嫌だ。
上手くいかなかったらどうしよう。

そんな不安でいっぱいで、「やってみよう!」という気持ちはいつからか萎んでしまっていた。
憧れていた友達や、当時好きだった男の子(初恋……笑)が、自らすすんで挑戦する姿や努力を惜しまない姿を見ては、それがまぶしくてまぶしくて仕方なかった。


それを先生はちゃんとわかっていたのだろう。
今でも覚えている。6年生に進級する年のはじめ、先生から送られてきた年賀状に、小さく記されていた。

やってみたいことは、えんりょせずに
どんどん挑戦してごらん。

何気ないひとことだけれど、わたしの心を掬い上げるにはじゅうぶんすぎるくらいの言葉だった。

失敗したって大丈夫。
間違えることなんて誰にでもある。
上手くいかなくても、やってみたこと自体が凄い。

そんなふうに、言ってもらえた気がした。


歳を重ねるごとに、不安や心配事は絶えなくなっている。子どもが産まれてからはなお、自分のことは後回しにしがちだ。
やってみたい・挑戦したいことがあっても、今のわたしには到底無理だよなぁ」と、自分が無価値に思えてならない時も、もちろんある。

だけど、先生からもらった言葉がずっと心の中にあるから、頑張ってみよう、と思えるのも確か。

これから先も、この言葉をお守りにしてたくさん挑戦を続けていきたいな、と思う。