2番目の夫のこと

結婚は2回していたと自己紹介で書いたと思うけどその時の話を。

2回目の結婚は今考えると本当に後悔しかない。

1回目の離婚後はまだ若かったこともあって
仕事で多くの人とも出会っていたし
そこから派生する縁も多かった。

やっぱりその時も仕事では充実していたけど
誰かに必要とされたい欲求は消えず
当時の出会い系の掲示板のようなものを使って
1回限りでセックスしたりした。
自分の父親と同じくらいの年の人とか
遠距離恋愛中の人とか。
でもセックスしても罪悪感が増すというか
満たされた気持ちになることはなかったな。

へんな言い方だけどこの時もっと遊んでも良かったかもしれない笑。
もっともっと自分を知るための行為をしておけばよかった。
当時の自分はそんなこと考えてもいないから意味ないけど。

その頃友人の声掛けで趣味サークルのようなもののオフ会に参加した。
その時ちょっと周囲とは違った感性というか
化粧をして全身おしゃれをして
めちゃめちゃナルシストな雰囲気の人がいた。
今では男性が化粧をしていてもそんなに注目されないけど
20年前くらいだとちょっと目立つ存在だった。
それが2回目の夫だった。

その時は多少話しかけられた程度で
そこまで親しくはならなかったけど
その後SNSでは頻繁に連絡が来るようになった。
何度も食事に行きませんかと誘われてOKし
食事のあと自宅へ誘われて寝た。

まあそうなるよね笑。
年下の雰囲気イケメンみたいな人から
猛プッシュされたら勘違いもするよ←当時の自分を慰めてみる笑。

そうして付き合うようになったのだが
すぐにかまってちゃんで厄介な人かもしれないとは気が付いた。
自己顕示と承認欲求の塊みたいな人だった。

外見はめちゃめちゃスレンダーで痩せているのに
もっと痩せたいという。
なのにとてもよく食べる。
よく食べるなんていう量ではなかった。
パスタ5キロに白米5合とかは食われた日には心配した。

そして付き合った当初から気が付いていたけど
彼の手には吐きだこがあった。

私は自分も精神が弱いこともあって
そういう系の本や情報を読むのが好きだったので
可食嘔吐してるのにはすぐに気が付いた。

話しを聞くとその当時でもう10年以上可食嘔吐をしていることが分かった。


元々過食は週に1回、金曜の夜辺りが多く
帰宅の際に大量の菓子パンやスナック菓子、パスタなどを買い込み
家では米を炊き、おもむろに食べていた。

本人には心配していることや
外見にとらわれずに大切に思っていることを伝えて
安心や信頼をもってもらえるように努めて
何とか可食嘔吐しないように練習していった。

そうしないとエンゲル係数が爆上がりで
生活も苦しかったし
何より彼を何とかしてあげたいという気持ちになっていたし
彼には自分しかいないのだという共依存に陥っていたと思う。

付き合い始めてから4年くらいには夫の可食嘔吐は
私が知る限りではあったけど収まっていた。
性格的には俺様で自分が正しいと思っていることには耳を貸さず
意見する人にはカッとなって声を荒げることもあった。

すごく束縛が激しくて
異性の方から仕事上でいただいた名刺とか燃やされたし
会社の研修会に迎えに来てわざとくっつかれたり
俳優や歌手をみてかっこいいなんて言おうものなら
不機嫌になり物に当たり、手が付けられないようになる程だった。
今思うとモラハラ気質全開だったけど
その時は大変だなあという気持ちと
自分しかこの人を立ち直らせることが出来ないんだ、
などと謎の使命感を持っていた。
本当にバカだった。

でもあまり当時のことは思い出せない。
きっとあまりいい思い出ではないから
脳が早く消そうとしているのかなと思う。


2番目の夫に関しては絶対に書かないといけないことがあって。
それは彼の性癖のこと。




長くなったので次に書きます。


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