思わなくなった訳じゃない。

私が変わった訳でもない。

今でも定期的に思う。
でも言わなくなっただけ

大きな声で
行動で
他人にその感情を
ぶつけなくなっただけ。

今でも思う。

1人で起きている時や
間違えた事をした時
空気が読めなかった時
トラウマを思い出した時

すぐ思う、暴れたくなる。

でもしない、それをしたら
怒られるのは分かってるし

当てられた他人も
当てた自分も
救われる訳ではないから。
気持ちが落ち着く訳ではないから。

「でも、聞こえなかったら
このくらい言ってもいいよね？」

って気持ちはある。

だから、小さな声で
誰にも聞こえないように
誰にも届かないように
自分の中に溜め込まないように
1人の時にひっそりとつぶやく。

「しにたい。」
「はやくしにたい。」
「どこかに行ってしまいたい。」
「消えたい。」

誰に聞こえる訳でも
誰かに届く訳でもない。

私の小さな、小さな悲鳴。

自分だけが聞こえていれば良いの。
自分だけがしっかり聞いて
受け止めてくれればそれで良いの。

この気持ちを誰かにぶつけても
その誰かは、私の事を
助けられるかもしれないし
助けられないかもしれない。

その誰かは、私の事を
助けようとしたとしても
私に助けられる準備が無ければ
その誰かは深く傷付いてしまうし
私に助けられる準備が無かっただけなのに
私の中でその誰かは
「悪い人」「助けてくれない人」
「助けてくれなかった人」
になってしまう。

私は私が助けを求めた人のことを
そんな風に思いたくないから

今日も小さな声で言い続けるし

今日も私を助けるのは私なの。