通じない[小説]
耳をすませば二人の声が聞こえてきます……
あのさ、最近魚釣りした?
うーん、間違いではないと思うよ
やっぱりそうかぁ、トンネルを通った辺りからおかしいと思ってたんだよな
ふーん、君の未来がまぶしすぎるんだ。だから現実を直視できない、と
まあそうだけど、野良犬のくだりは納得できないな…
真実として受け止めるしかないよ、なくなってしまったものはしょうがない
まさに「とらぬ狸の皮算用」ってね
あはは、あたり前田のクラッカーさ
良かった、君も同じ気持ちなんだね
ん、待てよ…ということは君がプリンを食べたのかい?
終わり
一昨日寝る前に眠い目をこすりながらメモしたものを見返したら変なやつだったのでそのまま公開しました。こんなことをするなら寝ておけばよかったと後悔しています。
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