クレインズ2018-19シーズン
今シーズン終えました。
昨シーズンリーグほぼ最下位からの準優勝。
今シーズン始まる時にクレインズが最後優勝争いしてると予想した人は実際そんなにいないと思う。
ブレイクアウェイのレギュラーリーグ予想も7位とかだったはず。
さすがに7位はって思ったけど、例えばもう一回今シーズンと同じメンバー同じチーム同じレギュレーションでリーグをやったとして、クレインズが7位になる可能性は少なからずあると思う。
それだけ今シーズンは差がなかった。本当に。2年しかアジアリーグ経験してないけどこれは間違いなく言える。
でもチームメイトの皆んな、ファンの声援、色んな人達に支えられて鼓舞されてプレーオフ進出、そしてファイナル。ここまで連れて来てもらったって表現が1番しっくり来る。
その最後ファイナルは3連敗。
勝つチャンスはたしかにあった。
個々で比較したら相手の方が上手だけど、それでも勝ってもおかしくない試合はしてた。
特に最後の3試合目は3-0までリードしといての逆転負け。
自分が失点に絡んだのがめちゃめちゃ悔しい。
でも、来年この悔しさを取り戻したいとかってよく言うのは今考えると、ただの逃げによる正当化でしかないなと思ったりもする。
もし、本当にもし来年もプレーできる環境を与えてくれるのならば、自分はあの試合を糧にチームにとってプラスになる努力を全力でします、という構えでいたいし、
これで生活してる人間の"後がない"状況と"来年以降その悔しさを取り返せる機会がある"では、前者のメンタリティで望むべきだなとは思う。
なにが起きるかわからないから、その瞬間を大切にしないといけないと身をもって知った。
自分は心のどこかで来年もホッケーができるだろうという根拠のない希望を持ってしまっていた。反省。
そして、今回のクレインズのプレーオフが、廃部という事実によって釧路のみならず日本のホッケーファンを熱くさせ、そのことによって僕らもまた特別なものとして過ごすこととなった
アジアリーグと果たして呼んで良いのか疑問に思うくらい外国籍選手がわんさかいたシーズンの2位は胸を張りたい。
もちろん優勝したかった。純粋に勝ちたかった。
でもシーズンを笑って終えられるチームは1つだけ。
それ以外のチームは優勝する為の1年間の努力は正しいものではなかったという事実を喰らうのが勝負の世界。
どれだけ汗水垂らしても負けることはある。
それでも廃部報道からの3カ月は、自分の人生の中でも感情的で、がむしゃらにただ勝つことだけを目指してたくさんの人と共有した時間を忘れたくない。そして皆んなで勝ち取った銀メダルだってことを強調したい。
とにかく、どんな手段であれクレインズを応援してくれた方々には本当に感謝を伝えたい。
昔から応援してくれてる人も最近気になり始めた人も同じように尊い。
リンクでの声援は特に力になった。
ありがとうございました。
優勝という期待に応えられずすみません。
力不足です。
残念な気持ちにさせてしまった。
チームメイトの皆んなには本当に氷の上でもそれ以外でも色んな場面で助けられた。頼もしすぎる先輩方だった。
クレインズ入団を決めたあの頃の自分を全力で褒めたい。
廃部という事実を前にして、その事実を1選手として覆せずにいる無力さに不甲斐なさを感じるけど、とにかく今のこの気持ちを後々の自分の為にも文章に残したかった。
鉄は何度も熱い火の中に入れられて、何度も固い金槌で叩かれて、はじめて名剣に仕上がります。
素晴らしい人生の送り方もよく似ています。
何度も繰り返させるきわめて不都合でありがたくない経験の数々が、旅路を美しく輝かせてくれるのです。
-吉田松蔭『覚悟の磨き方』
自分が大事にしている言葉の一つ。成長することに常に貪欲でいたい。
そういえば8個上の兄に試合終わってから、ホッケーを始めてくれてありがとうって言われた。
そんなことを言われたのは初めてだったし、突然だったから驚いたけど、嬉しかった。
ホッケー始めて、ここまで続けて良かったよ。
そして最後に、のすけプレーオフファイナルでアジアリーグ初ゴール。おめでとう!すごすぎるよ。
いつか子どもが生まれたら自慢しろ。しないならおれが言う。
だらだらとまとまりない文字だけの文章になってしまったけど、ここまで読んでくれてありがとうございます。
これからも応援ていうか、僕に興味を持ってくれると嬉しいです。
よろしくお願いします。
ありがとうございました!
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