日焼け後のアフターケア【4つのお悩み別対処法】
※この記事はSHElikesのWebライティングの課題のリライト記事です
プールや海、山登り。夏のアウトドアは楽しいですよね。しかし、心配なのは日焼け後のトラブル。そこで今回は、赤い日焼け、痛い日焼け、皮むけ日焼け、日焼け後にぶつぶつができてしまった場合の4つの症状別アフターケアについてご紹介します。
赤い日焼けの2つのアフターケア
紫外線には波長が長いものからUVA、UVB、UVCと3種類あり、そのうち地球に降り注ぐ紫外線はUVAとUVBと言われています。赤い日焼けに関係するのがUVB。浸透性も降り注ぐ量も少ないのですが、大きなエネルギーを持っています。そのため、UVBが肌に当たるとその部分が赤くなります。つまり、軽い火傷のような状態になっているんです。
では、赤い日焼け後のアフターケアはどうしたら良いでしょうか。
①冷やす
火傷したときと同様、まずは冷やすことが最優先のアフターケア。 冷水で冷やしたタオル、 タオルで巻いた保冷剤や袋に入れた氷水で冷やしましょう。全身日焼けで赤い場合は冷水のシャワーを浴びると効率的。水圧が強いと患部が刺激されて痛みがでることもあるため、弱めの水圧で浴びましょう。
②保湿する
赤みを冷やせたら、次に保湿を行います。日焼けした肌は、保護バリア機能の働きが弱っています。保湿の際に注意したいのが、化粧水に配合されている成分。「アルコール」や「エタノール」が入っている化粧水はしみる可能性があります。敏感肌用の低刺激のものを選びましょう。冷蔵庫で冷やしてから使うと気持ち良いですよ。具体的なおすすめ商品は最後に紹介します。
痛い日焼けの注意すべき対処法
赤くなった日焼けはその後、ヒリヒリと痛むことがありますよね。なぜ痛みが生じるのでしょうか。
日焼けして皮膚が赤くなる症状を「サンバーン(sunburn)」といいます。サンバーンは、紫外線によるダメージで皮膚が軽いやけどを起こしている状態です。肌が炎症を起こし、ほてったように熱くなるためヒリヒリと痛みます。ひどいサンバーンだと水ぶくれになることもあるため、注意が必要です。
同じように紫外線を浴びても、肌が赤くなる人とならない人がいますよね。それは肌タイプの違いで変わってくると考えられています。もともと肌が白い人はサンバーンを起こしやすく、痛い日焼けに悩まされることが多いんです。
では、痛い日焼けの対処法は何でしょうか。
まずは赤い日焼けのアフターケア同様、冷やす、その後保湿が大原則です。
保湿をするときは、化粧水をパタパタと肌にパッティングしないように気を付けましょう。刺激になり、痛い可能性があります。叩いたり、こすったりせず、やさしく肌になじませてくださいね。普段よりもたっぷりと保湿するのがポイントです。
それでも強い痛みが残ってつらい場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
皮むけ日焼けの適切な対処法
日焼け後、皮むけに悩まされることがありますよね。紫外線による刺激を受けた皮膚の細胞が、生まれ変わろうとして起こる現象(ターンオーバー)です。紫外線を受けてから3〜4日程度で皮むけが始まります。ひどくむける期間としては、1週間程度となることが多く、そこから徐々に落ち着いていきます。
皮むけ日焼けの対処法もまずは冷やす、その後保湿することです。
ターンオーバーを促進するためにバランスの良い食事も重要になってきます。日焼けにより身体がダメージを受けているため、肉、魚、卵などのタンパク質を食べましょう。これらの食材には皮膚を強くするビタミンB群や亜鉛も含まれています。小松菜、人参などの緑黄色野菜や果物にも皮膚を強くするビタミンAやビタミンCが含まれていますよ。
皮がむけると、気になって指で取りたくなってしまいますね。しかし、無理にむくと、未熟な新しい皮も一緒にむけてしまうことがあります。未熟な表皮が傷つき、皮膚の深いところまで影響が出てしまう可能性があるんです。色素沈着を起こしてシミが残ったり、完治するのにさらに時間がかかってしまう場合があります。皮が自然にはがれ落ちるのを待ちましょうね。
ぶつぶつ日焼けの種類別治し方
日焼け後にぶつぶつができる方もいるでしょう。2つのぶつぶつができる原因を紹介します。
①紫外線アレルギー
メラミン色素の活動が上手くいかない場合にアレルギー反応を起こし、肌にぶつぶつができてしまう可能性があるのです。加えて、かゆみが出ることもあります。使用している薬や肌に触れているものなどが原因となることが多いといわれています。
日焼け後ぶつぶつができたら、まず冷やしましょう。紫外線アレルギーであるかを調べるためには、皮膚科を受診しましょうね。
②癜風(でんぶう)
身体や腕、首などに淡い茶色や白の斑点ができる感染症です。皮膚に存在するカビ(真菌)の一種が夏場汗をかいたり、日焼けすることで増えてしまい発症する可能性があるんです。かゆみはないか、あってもわずかだと言われています。
癜風かな?と思ったら皮膚科を受診し、治し方は医者の指示を仰ぎましょう。抗真菌薬の軟膏やクリーム、ローション剤などが処方されることが多いです。
症状が一旦治癒してもすぐに再発したり、毎年暑い時期になると繰り返したりすることもあるようです。汗をかいた場合にはタオルですぐに拭き、シャワーを浴びて皮膚を清潔にしましょうね。
3つの日焼けのアフターケアにおすすめのアイテム
ここまで、日焼け後のアフターケアでは『冷やす』と『保湿』が大切だとお伝えしてきました。そこで、役に立つのが化粧水や保湿ジェルです。アフターケアにオススメの商品を紹介します
商品名:【NATURE REPUBLIC】 ネーチャーリパブリック スージング&モイスチャー アロエベラ92%スージングジェル
値段:810円(税込)
オススメ理由:LIPSベストコスメ2021年間カテゴリ賞ボディローション部門で1位に輝いた商品です。大容量で惜しみなく使用できるのがポイント。ひんやりとした使用感のジェルが、日焼け後のほてった肌を優しく冷やして保湿してくれます。
商品名:アベンヌ アベンヌウォーター 300ml
値段:1530円(税込)
オススメ理由:無香料、ノンアルコール、防腐剤無添加でデリケートな日焼け後のお肌にも安心して使用できますよ。スプレータイプなので、手の届きにくい背中の保湿にも便利です。鞄に1つ入れておくと安心ですね。
商品名:Vaseline(ヴァセリン) オリジナル ピュアスキンジェリー 200g
値段:555円(税込)
オススメ理由:こちらも無香料、無着色、防腐剤無添加で日焼け後のお肌に安心して使用できます。肌表面をコートし、肌内部(角質層内)の水分が蒸発するのを防いでくれますよ。顔、身体に加え、日焼けした唇にも使用できます。
日焼け後のアフターケアまとめ
今回、4つのお悩み別日焼けのアフターケアについて紹介しました。
日焼けは軽いやけどと同じ状態。どのお悩みでもとにかくまずは冷やす、そして保湿することが大切だと理解してもらえたでしょうか?
シャワーで冷やすときは刺激にならないように水圧を低めにしてください。そして、保湿アイテムは上記のアフターケアアイテムを参考に肌の刺激にならないものを選んでください。
癜風などは初めて耳にした方もいると思います。ただの日焼け?それとも皮膚の病気?と悩んだら皮膚科を受診してくださいね。
日焼けした肌はすぐには元の状態に戻らないので、根気強く保湿と栄養バランスの良い食事をとりましょう。
さらに症状が悪化しないように、日焼け後も紫外線対策が重要です。日傘や帽子などのアイテムを使用したり日焼け止めを塗ったりしてくださいね!最近は「飲む日焼け止め」もあるので、長時間外に出る際は塗る日焼け止めと併用して試すのもいいでしょう。
この記事を読んであなたの悩みに応じた対処法が分かり、日焼け後のつらさが少しでも和らいだら嬉しいです!
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