【リレー台本】スポーツの秋(4)


スパンキープロダクションの芸人による『リレー台本』企画の第二弾です。
内容は「スパンキーの芸人数人でリレー形式に台本を書き足していって、ひとつのネタを完成させる」というものです。
今回の参加者はひこーき雲佐藤センサールマン山﨑仕事人、高田、ボーカルオイカゼワサダ純情ポパイ昨今まれにみる山田の全6人で、全員を2周(12ターン)で完成となります。


【コンビの設定】

A→ボケ(30歳前後、関西出身、元帰宅部)
B→ツッコミ(30歳前後、関西出身、元サッカー部)

B「eスポーツ、秋関係ないやん」

A「え、なんで」

B「ゲームいつでも出来るやろ」

A「ごめん俺んち親に『ゲームは一年一季節』言われてたから。」

B「一日一時間じゃなくて?」

A「トータルでまとめられてたから」

B「あ、そう。それは知らんけどそもそもゲームは運動にならんやろ」

A「いや本体のスイッチ押すときとかコントローラーのボタンを押す指の動きとか」

B「なんなんリハビリなん?さっきから瞬きだの貧乏ゆすりだの。昨日まで入院してたん?」

A「してないわ。ただ俺は、まず腹筋6パックになりたいし、最終的に何らかのトロフィー掲げたい思てるだけや」

B「永遠に思てるだけ止まりや」

A「冷たいこと言うな。そら最初の6パックと最後のトロフィーの間には全国ベスト8とか惜しくも県大会敗退とか含まれるよ?」

B「いやなんかスポ根のストーリーみたいに言うとるけど」

A「だから俺にコントローラーをどうやればそこまで行けるか教えてくれや!」

B「コントローラーもってる限り最初の6パックが最大の壁やねん!」

A「ええー…」

B「意外にも他は達成の可能性があるけどそれはもうスポーツではない!」

A「e『スポーツ』って…」

B「それはオカンに怒られへんためのに金のことしか頭に無い系の白人が考えた言い訳や!」

A「え、ほな俺もうSASUKE見ながら芋ロック見るしかないやん」

B「なんでしかないねん」

A「それは俺があらゆる球技を見下してる上にウォーキングと水泳がNGやからや!」

B「…あかん、まず人間性を叩き直す!」

A「こ、怖い」

B「お前には、格闘技を、やらす!!」

次はオイカゼワサダです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?