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カードゲームの大会における「談合」に対する意見

 先日Twitter上で談合に関するアンケートを取りました。投票、拡散してくれた方はありがとうございました。

アンケート作成の経緯

 以前にCSの決勝でとあるプレイヤーが相手に「優勝賞品のプロモカードを二人で割りませんか?」と持ち掛けたという噂がTwitter上で流れ、名の通ったプレイヤーだったこともあって話題になっていました。そしておよそ1か月前に行われたデュエルマスターズのGPでもプレイヤーは違いますが同じような噂がTLを騒がせていました。(この記事は噂になったプレイヤーの追及をしたいわけではないので名前を出すことはしません)
 そしてその話題を多くのプレイヤーがしていた際に自分は一つの違和感を抱きました。それは「談合することは別に責められることではない。」といった意見がそこそこ多く見られたことです。この時は主観でそう思っただけなので具体的にどちらの意見が多かったかはわかりませんが自分としては談合という行為はゲームのルールを破るものと遜色なく罰せられるものだと思っていたのでかなり違和感でした。そこで自分は世間的にはこの行為はそれほど重い行為ではないという認識なのかもしれない、と思いました。それを確かめるべく今回アンケートを取りました。

*回答欄についての補足

 回答の選択肢に関して曖昧すぎるという意見があったのでその説明をすると今回のアンケートでは実際に談合を行った人ではなく「談合という行為を悪として捉えている」人がどの程度なのかを知りたかったのでこの二つの選択肢にさせてもらいました。

結果を見ての感想

 結果は「別に悪いことではないと思う」が6割、「やってはいけない(持ちかけられたら断る)」が4割でした。自分が悪だと思っていたことが少数派だったのは正直驚きでした。前述した通り6割に入れた人のほとんどは談合を持ち掛けたことも持ち掛けられたこともない人ばかりだとは思います。ただ、だからこそこの行為はぱっと見でわかる悪ではないんだなと認識しました。

なぜ談合がやってはいけないことだと考えるのか

 自分がなぜ談合という行為をしてはいけないと考えるのか、それは勝者の利益を損なう行為であり延いては勝負という勝者と敗者を決めるための行いの意味を根底から崩しているからです。そもそもとしてカードゲームの試合には勝ちと負けがあり、大会という場においてその差は得られる報酬の違いで明確に分けられています。そして談合はこの違いを試合内容でないもので不当に曲げていることになります。競技という場においてこういった考え、行為がまかり通っているというのは明らかにおかしいと自分は考えます。6割の人の内一人でも意識が変わることを祈っています。

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