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心の中の記憶8 おばさんロマンチックコメディ映画

オープニングで観ることをやめていた映画、
クロアチアが舞台の「さえない私にさようなら」。
結婚生活に疲れた49歳のおばさんがヒロイン。
ナオミ・クラウス。自分を重ねて観るに、ちょうど良い。

歳をとったら語ってはいけない類いの話しか思い浮かばない、私。夫が、誰かに私についてきかれたとしたら、どう表現するだろう?

 奥さんはどんな人?
 「ただのおばさん」

そんな妄想を振り切ってみた。
映画に向き合うエネルギーがたまってきたので、皿洗いをしながらみはじめる。

50才前後、鍛えられていないボディラインを持つ主人公の体当たり演技、あられもないガードル姿がうつるベッドシーンだけで、不思議と私の人生はまだ未熟、もうしばらく頑張ろうと思えてくる。

熟年女性が、輝かしく自立した道を歩み始める、、

おばさんロマンチックコメディは、痛々しさが醍醐味に思う。恋愛ハッピーエンドの部分は、私にはいらない。

58歳独身女性がヒロイン、
チリが舞台「グロリアの青春」
パウリーナ・ガルシアの裸にも、目を見張った。

洋服一枚を脱ぐだけで、刻み込まれてきた隠されている人生があらわになるのが面白い。
でも、大浴場はあまり好きではない。
嫌でも目にうつる、現実に存在する垂れた胸、尻
、、 
裸での付き合いはきまずい。

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