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【検査編】ウッキウキからの大急転直下!

最後の検査、卵管造影検査の結果を聞きに夫と受診。
これで、具体的な治療の話がやっとできる〜!とウッキウキで向かいます。

健さんからは開口一番、「ダメだね。」と…!?
………ダメとはっっっ!?!?
これまた予想外の言葉に唖然…だって忘クリでは造影は問題ないって言われてたし!!
造影の結果を画像で見せてもらいながら、説明を受けます。
私の卵管は全く通っていないワケではないけど、どうやら結構タイトらしい。造影剤がすぐに映らないといけないところが、少し時間が経ってじんわ〜り映る程度。
卵管造影は造影剤を押し込んだ時の感覚も大事だそうで、健さん的には検査の時点で「これは通りが悪いな。」と思ったそうな。

卵管の通りが悪いので、体外受精の適応になるとのことでしたが、勝クリではもうできない。ガーン!最悪のパターンきたー!
しかし、健さんなら、私たちにふさわしい転院先を紹介してくれるはず。そう思って、期待していると、「病院は自分たちで探してね。紹介状書くから。」と。
…んっ!?自分たちで!?
夫も焦って、健さんが推してた多嚢胞性卵巣の手術ができる病院について質問。
「できるところは、〇〇病院しかないけど、またそこで検査して、手術するかどうかは〇〇病院次第だから。」と。
…またか!また検査なのか!?

困惑する私たちに健さんは続けます。
「ここよりいい治療できる病院なんてね。ないよ。どこも似たり寄ったりだから。」と。
ガーンガーンガーン!健さん!ウソ!信頼していたのに…!
健さんは自分のクリニックが一番だと思っていて、自分のクリニック以上のところはないっていうことなのか…。弱ってしまって、自分が思うようにできないイライラもあるのか…など、グルグル考えまくる…。
私、多分、この時、白目むいてたと思います。

診察室から出て、夫婦で呆然。
ここで治療できたらとは思っていたけど、体外受精はできないから他のクリニックに行かないといけないというところまでは整理できていた。それについては全く異論なしです。
でも、転院先の候補も挙げてもらえず、勝クリ以外のクリニックはどこも似たり寄ったりって…私たちはどうやってクリニックを選んだらいいんだ!?
あと、多嚢胞性卵巣についても、健さんが推していた手術ができる病院は1つしかなく、しかも、状況によっては手術もできないかもしれない…どうしよ…。

会計時、受付の方にどのクリニックが紹介されることが多いのか聞くと、私たちが通うには少し遠いクリニックの名前が。受付の方はとてもいい方で、親切に教えてくれました。転院先を決めたら電話してくださいと言われ、勝クリを後にしました。

帰り道。
勝クリでは検査を頑張って、これで治療できるという段階になり、また振り出しに戻ってしまって…それはそれは泣きました。
悪いところはたくさん見つかったけど、それを勝クリでは治療できなくて、他のクリニックでもできないかもしれない。忘クリ→勝クリに転院した時にも大変だったので、またクリニック探しか〜という絶望感もありました。

夫は慰めてくれつつ、やっぱりこれはおかしいと思ったようで、家に帰ってから、健さんともう一度話がしたいと勝クリに電話をかけました。
検査で見つかった悪いところを治療できるようなクリニックを紹介してほしいと再度お願いしましたが、やはり自分たちで探すようにという回答だけだったようです。
「医者として、悪いところを見つけてあげたのに、これ以上求めるなんて自分勝手すぎる…!それに、あと少しで閉院するんだ…!!!!」
と怒っていたようで…。
えっ!!!!閉院!?するの!?!?
電話を切った夫から話を聞けば聞くほど、虚しさと悲しさが…。
直接電話していた夫はもっと悲しかっただろうな。いや〜、ありがとう。

検査を再開した段階で閉院が分かっていて、それを教えてもらっていたら、その時点でクリニックを変えていたかもな〜。勝クリで治療ができる少しの可能性に賭けていたので、それすらないなら、勝クリで検査を全部受ける意味もなかったな〜とぼんやりと考えていました。

でも、泣いてばかりいても仕方ない!
次回、またまたクチコミの森の中を彷徨う日々、始まります…!

つづく

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