近頃の事情

近頃の話
 今回は先月ごろの話から続けなければならない。日本語の修士になるのを諦めたときからはもう二年くらいになっているか。
 中国では日本語専門の卒業生の就職は次第に厳しくなっているのがしみじみと感じられる。それは最近、沿海の都市について、いろんな就職活動をやって出た結論だ。
 なんというか一番適切だろうか。たいそう皮肉だ。なんか中国の日系企業はどうやら日本語翻訳に関する人材がもう要らないという感じだろう。今度はアプリに載っている日系企業を狙った。「無経験歓迎、日本語N2必要」などの要求をちゃんと確かめたが、面接の話はどうやら載っている内容にはだいぶ外れている。
「この職について、実は日本語能力以外もっとxxの経験を持つべきだよ。」
「ほら、うちは日系企業だろう。この企業の職員には日本語が話せることは一般だ。あなたは専門の知識を持っていないから、今後仕事の内容は想像していたこととはだいぶ違うかもしれない。こちらは一番優秀な人材だけ採用するんだから、採用の成否はまだ検討する必要がある。」
 ここは一言足しておかなければならない。以上の対話内容はすべて中国語だった。面接が始まったときは中国だけでいいって教えられたからだ。
 今度の行く場合は工場だ。大学の学習内容はだいぶ足りないことが分かっている。分かっているからこそ、無経験を狙っていた。以上の話の結果は正直案の定にも外れていないが、やはり驚いてしまった。
 では、面接の前に何があったか。確かに面白い情報を手に入れた。それはxxをしていたとき、hr本人の呟きだった。
「あっ、今回の応募人数が足りないな、どうしよう」とかの呟きだった。
 言い足して、その日系企業は日本語がわからなくても、xx技能を持っている技工も歓迎されている。当日応募しにきた人数はたしか30%弱だった。hrにも電話もせずに急にやめた人も少なくなかったらしい。
 もし私の日本語が読み取れて、今までの情報が分かれば、さぞあなたも理解しているだろう。面接官の話はその会社求人難の時期にでも使われている話術だった。どう思っているって聞かれたら、嫌いにならないわけがない。
 ちなみに、ここではまた一部分の面白い話がある。面接の対話は全部中国語だったから、途中大変面白い問題を聞かれたから、今でもはっきり覚えている。
「うちは日本企業だから、みんな日本語が分かっている。あなたはビジネス日本語を勉強したことがあるって言って、そう言えばビジネス日本語は普通の日本語とはなんの違いがあるか」彼女が微笑みながら、隣の面接官にも尋ねたが、
「私にもわからない」返事があるだけだった。
 冗談だろうと、わざと投げてきた問題だろうと、面接官そういうビジネス日本語への態度はどうも言いにくいって思った。
「敬語上の点には使うべきところが多い」って答えた。もし面接官の二人はビジネス日本語が分かったら、多少私の答えにも理解してくれただろう。なかったら、まあ、どうでもいい。私の仕事内容にはもともと日本語を教える責任を持っていないが、ましてまだ社員になっていない私にはそれ以上説明する必要がないって思う。
 その日系企業は求人難の一つの原因は多分給料という点にもかかっている。私の応募している職は多分4000元くらいだった(一ヶ月80000円くらい)その点こそ考えるほどもっと皮肉に感じられる。応募要求は日本地元の似ている業種でも多いのに、給料はだいぶすくなくて、では私の立場から見たらいっそう日本に行って、サービス業者になるほうがいいだろう。(笑)
 もっと前から流行っていた言葉がある、みんな仕事を持っていないのに、なんで仕事を探しに行かないの。ちょっと耳が痛い言葉がある、日本の東京でも大阪でも、繁華街の道端にはいつも何人のホームレスが見えて、なんでそいつらがコンビニに行かないの、なんでコンビニにはたくさんの外国人がいるの。私は中国人で、もともとここまで言って、みんなの機嫌を損ないたくないが、事実は事実、逃げようにも逃げられない。給料が低いので、仕事があってもつきたがらないって思っている。例の原因は絶対ではないが、絶多数の人には賛成しないことはないだろう。
 近況に関わることはそれだけはない、もっと言いたいことは風呂のあとで書き続ける。
 

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