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行ってきました!「裾引くトレーン―19世紀後半のドレス」展

こんにちは。
自問自答ガールズのちゃんゆりです。
この度、みりみりからちゃんゆりへ名前を統一しました😌
これからもよろしくお願いします🙇

さて、今回はKCIさまの「裾引くトレーン―19世紀後半のドレス」展へ行ってきました。
(展示は12/22までです)

裾引くトレーン─19世紀後半のドレス

トレーンとは
ウェディング・ドレスなど見る、長くあとに引いた衣服の裳裾(もすそ)、ドレスの後ろに長く引きずるスカートの裾の部分のこと。 引き裾と同義。 

トレーン:train 意味・用語解説-ファッションプレス


ちなみにですが、画像は今回の展示とは関係なく、それっぽい写真を使わせてもらいました。
→公益財団法人京都服飾文化研究財団(KCI)様より写真の使用について問題ないとのご連絡をいただいたため、展示されていたドレスのトレーンのお写真に変更いたしました!


どういった展示だったか

ずらりとドレスが並ぶ様は圧巻です✨

タイトル通りですが、19世紀のレセプションドレスとウエディングドレスが合わせて14着展示されていました。19世紀のドレスといえば、バッスルスタイルです。わたしはミュージカルのエリザベートが大好きなので「エリザベートの時代だ!」とウキウキで見に行きました🥰ハプスブルク家のトレーンのお写真も飾られており、テンションはうなぎ登りでした!いつか、ウィーンへエリザベートのドレスを見に行きたいです😌

バッスルスタイルとは
スカートの後ろの部分にバッスル(カゴという意味)と呼ばれる腰当てを入れて膨らませたスタイル。19世紀末に流行したスタイル。

バッスルスタイル│ウエディング用語 ゼクシィ

せっかくなので、他のお写真も見てください!

1885年頃のウエディングドレス
4.(左) 1890年頃 ウエディングドレス
5.(右) 1881年頃 ウエディングドレス
6.1880年代 レセプションドレス 
7.1887年 ウエディングドレス
8.1888年頃 イヴニングドレス
13.1881年頃のレセプションドレス
10.1882年頃 レセプションドレス
11.1880年代 レセプションドレス
12(手前).1885年頃 レセプションドレス
12番のレセプションドレス。ペールグリーン色が素敵です。


胸元も素敵です!
絹サテン地にバラ柄を織りだした絹カット・ベルベットだそうです。美しすぎてため息がでます…!

感想

まず、目の前に14着のドレスがどーんと展示されていると気分が上がります。内心(ウワーーーーーー!!!!😍)でした。
以下、内心です。

(お姫様ドレス大好き!見に来てよかった!
全部のドレスを360度から見れたらいいのに!
ウエディングドレスとレセプションドレスの違いわかんない!
貴族ってすごい!お金持ちや!!!
てかこの総柄、全部刺繍?!怖い!すごい!
ドレスはシルク!レースもシルク!チュールもシルク!!高そう!!!
この時代の人がコルセット着けてたのってマジなんだ?!ウエストほっっっそ!!!
あっこのドレス着たい!!着させてください(無理)!!
見てくださいこちら200年前のドレスです!感動!ドレスの保存に携わる全ての人に感謝!)

※着てみたかったドレスは、ベージュにブルーやピンクなどで小花柄を織りだした絹紋織がトップス。スカートはピンク色の絹サテン。胸元にバラの造花があしらわれていて襟にも袖にもレース、もちろん裾にもたっぷりのレース、そして裾のおリボン!🎀🎀🎀🎀トレーンの腰元の布もおリボンのかたち!🎀になっているとっても素敵でキュートなレセプションドレスでした。(1881年頃のシャルル・フレデリック・ウォルトさんの作品だそうです)
→13番のドレスです🎀

要するに、古いものへの畏敬の気持ちが溢れんばかりに湧いたことや、200年前にも確かに人間は存在したのだなぁと思ったこと、たくさんの素敵なドレスが見られて嬉しかった!ということが言いたいです。

とても読みづらい感想になってしまいましたが、わたしの抑えきれないパッションが伝わればいいなと思います。

まとめ

KCIさまは京都服飾文化研究財団ですので、場所は京都になります。
遠方の方も多く、期間も12/22までとあと少しなので、ぜひぜひ見に来てください!というわけにはいきませんが、また別の機会に別の服飾の展示を見にいらしてください!
→追記:次回の展示について、下記のご案内を頂いております。行きたい!
「まだ詳細を発表しておりませんが、来年KCIは大規模なファッション展を開催いたします。
題名:「LOVE ファッション(仮題)」
会場・会期:京都国立近代美術館 
2024年9月13日(金)~11月24日(日)https://www.kci.or.jp/information/2023/11/followed_by_english_translation_2024lovekci18love_love_20249131124.html
今回ギャラリーでご覧いただいたような19世紀のドレスも出展予定ですので、ぜひご高覧いただければと存じます。」

このギャラリーをみなさまに勧めるかどうかであれば、間違いなくお勧めします。
今回の展示にはありませんでしたが、他にもクリスチャンディオール、シャネルやイヴサンローラン、コムデギャルソン、メゾンマルジェラなどという現代につながる有名な作品も収蔵しているようです。
機会があればぜひ!と強く勧める理由はそういう点にもあります。
入場も無料ですし!
京都駅から一駅というアクセスの良さもあります!

ちなみに、わたしは今回はランチを京都駅のリプトンカフェでいただきました😊
リプトンは創業が京都とのことで、京都にお越しの際にはリプトンカフェもおすすめです!

リプトンカフェのランチ。おいしかったです。

最後に、2009年のKCIさまでの展示の図録を購入しましたのでその表紙と今回の作品リストを見せびらかして終わりにしようと思います。
お付き合いいただき、ありがとうございました!

図録「ラグジュアリーファッションへの欲望」

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