幾星霜
千日
1 千の日数。転じて、多くの日数。
2 特別な祈願のため千日間精進すること。また、千日の修行。
「―果てて、御岳に参らせ給ひて」〈山家集・下・詞書〉
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デジタル大辞泉 より
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あまり意識していなかったけど、もうすぐ娘が産まれてから1000日を迎える
午前と午後の合間に生まれ、夜明けを迎えられない可能性もあった子が、今では元気に歩いている
なんたる僥倖だろうか
お七夜、お宮参り、お食い初め、初節句‥どれも入院期間と重なり、真っ当に祝えなかった
その後も、ケアが多く外出が難しかったり、入院や手術日程の関係上、感染症対策で外出を控えたりと、できなかった行事は多い
まともに祝えたのは、誕生日くらいだと思う
娘が産まれた頃は、未来を考えるのが少し怖かった
不安と恐怖に負けそうだったあの頃の私には想像できなかった未来がここにある
1000日の記念も、娘の長い人生にとっては一つの通過点にすぎない
それでも、やっぱりその日が来たら、盛大に祝うとしよう
誕生日もすぐそこだけど、構うものか
言祝ぎの日は、何度あっても良い
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