誰より好きになってしまった!

前置き

以下の文章は軽度のうつ状態と診断され、投薬で治療を行いながら日々生きているオタクが書いた文章になります。
そのため、抑うつを匂わせたり、過度な表現をしたりしている部分が見られますが「仕方のないやつだなあ」と思って読んでいただければ幸いです。頭がバグっていることは理解できていますが、バグ修正できてません。助けてくれ~

運命って大体そのへんに落ちてる

私は6月末くらいから、nack5で放送されているラジオのアナ水曜日を聞いています。というのは、推しがパーソナリティをしているからです。ここを掘り下げるとまた長くなるから割愛。深夜1時~5時というラジオ最高ゴールデンタイムに放送しているので、朝起き夜寝で生活している私はほとんどの場合、タイムフリーで約1週間遅れで聞いています。
1時台に、nack5に出演したことがないアーティストさんにインタビューするコーナーがあり、大体10分15分くらいですが、福井とかいう田舎でくすぶっていたら出会えなかった方々の曲を聞くことができています。かなり好きなコーナーです。また、便利な時代ですので気になったらマイリストなどに入れておいて、後からサブスクやyoutubeで検索したりします。digのための手順がめっちゃ短くなっている……!

そんなこんなで私はメルティースマイルを知りました。
その時の印象は、「名前も素敵で面白い人がフロントマンなんだな~」という感じです。その後彼らのキラーチューンが流れたんですが、曲紹介のときに聞こえてきた「ぷれしゃす!感度MAX!絶好調!」というタイトルにみんな一回頭を持っていかれてください。ぷれしゃす?感度MAX?絶好調?朝9時の覚醒した脳みそがびっくりしました。

(実際には音源だけで聞いていたときの脳内の再現)
やさしいイントロ、面白い人だったけどこんな感じの音楽性なんやな~と思ったら始まる台詞パート、また頭にははてなが浮かびますね。そういう曲ってこと?好きですよ、QUEENとか聞いてるし。
と思ったらスネアに合わせてどんどん盛り上がってくるし、歌詞はなんか不思議だし、?????
途中でボーカル交代するのも好きだなー、とにかく聞いてて楽しいし、ラジオじゃないと知れなかったから聞いてて良かったー
え、突然曲調が変わった、?????怖いけどかっこいい、こういうギター弾けたらすごい気持ちいいだろうな~(と思いながらギターソロを聞く)
ラスサビに向けての駆け抜け方も気持ちいいし、一曲でいろんなシーンがあって面白いなあ~

っていうのが、当時の放送を聞いた時の感想でした。
西田さんがしきりに、「調べてアーティスト写真を見てほしい」と言っていたので気になって調べてみると↑が出てくるわけで、二回目のびっくりですよね。
あ~めっちゃ好きだな~
……と思って、その時はおわり。

問題はその数日後。まあまあ抑うつだったときのような気もします。
「この間ラジアナで聞いた曲めっちゃ聞きたい……」になったんです。多分元気になりたかったんだな。一回調べてるからすぐ出せる、なんならタブ開きっぱなし。ここまで来たら本当に最後。

最近好きになったら猪突猛進すぎない?

「他のMVも見よう他の曲も聞こ~」
「ツイッターとかも見よう~物販いっぱいあるな~とりあえずCDは絶対ほしいよな~」←オタクだからすぐ物がほしくなる
「ラジアナ面白かったしyoutubeの動画も見るか~~~4人の雰囲気めっちゃ好きなんですが……???」

おわり。そして新たな人生のはじまり。
もうメルティースマイルのことしか考えられない。本当に。
というか、最初の他の曲も聞こ~から2、3日で物販注文してるし、毎日4時間くらいメルスマ聞いてる。誰か私を止めてください。
好きな部分いっぱいある。曲の話だけにしようとしても、そもそも4人とも演奏技術が高いし、そのうえでハッピーロックバンドを体現しようとしてくれているわけですね。4人の歌声もそれぞれ個性があって、それだからいいというか、4人の音と声が全部合わさってそれでいてケンカすることなくおもちゃ箱としてしっかり成立してるんですね。私はとにかくメルスマのテーマが好きなので聞いてほしいんですけれども。バリかっこええやん。
おもちゃ箱というところで言うと、やっぱり見た目が個性的でそれがまたいいよね♪みたいな話。ルックスと曲のテイストが合っていて、それでいて曲の完成度が高い、すごい(語彙力がない)みたいな……
聞けばディズニー、アー写はピューロ、動く姿はUSJ

メルスマは行動療法への一歩かもしれない

若干脱線しますが、私は正直私の人生を諦めている節があります。
キャリアの割の自己肯定感の低さ、他人に認められても素直に受け入れられないところ、育ってきた環境による自分が自分に付けてきた枷のようなものが年々重くなっていく。私は自分の人生を楽しく生きる自信がないからこそ、他の人の人生をオタクとして追うことで、あたかも自分の人生も豊かになっているかのように、幸福を感じさせていただいております。
オタクをしていなかったらもっともっと屍のようになっていたろうな~と感じることばかりです。働く意味もないし。
まあそんなこんなで、とにかく明るく、楽しそうな4人を見ると、この人たちを好きになれた自分はとにかく幸福な人間で、この人たちを応援するためにお金や時間を使うことは自分の人生が楽しくなる、ように感じています。し、多分そうだと思います。いつかどこかで限界は来るのかもしれないけれど、ひび割れて薬で少しずつ補強している心に、彼らが潤滑油を差してくれているような気がしています。

きっかけは完全にラジアナと、ぷれしゃす!だったと思います。
それ以上に、フロントマンであるSEKAIくんという存在に強く惹かれたのが大きいです。私は常々、「背が高くて棒切れのような、ロングヘア―の似合う男として生きたい」と思っているので、ああ、こんなにも、となったわけで。生きてみたかった、けれど物理的に無理だった、絶対に手に入れられないものへの憧れに焦がれています。はやくそれになりたい。来世では下北沢に住みます。
これからめちゃめちゃ応援していくし、なんと両親から「もういい加減都会に遊びに行ってもいいんじゃね?」「行くなら学生のうちのほうがいいやろ」と言質を取りましたので、めちゃ頑張って修論終わらして完璧に発表して最高に引き継ぎたいと思います。

しんどくて何もできない時、大抵音楽を聞きます。というか、布団の中で音楽(やラジオ)を聞きながらインターネットを適当にサーフィンすることで精一杯なので、ぎりぎりの行為ではあるのですが……
そういう時に聞く音楽は、大抵の場合は所謂「寄り添ってくれる音楽」である気がしてて、しんどいよな、もう十分頑張ってるやん、無理せんでええよ、というように感じます。
でも、メルスマのパフォーマンスは、布団の中でぐずぐずにうずくまっている私を無理やりに引っ張り上げてくれている気がする。どちらかと言えば、うじうじ悩んでたって仕方ないやん、もっと人生楽しんでいこや~という感じ……(???)とにかく無理くりにでも一回布団出てみようや、っていう行動療法(やってみたら意外とできるじゃんという自信)に近いかも。今までそういう音楽を聞くことは少なかったのでとても新鮮です。
多分就職したらまたうずくまってしまって、薬も増えるだろうけど、メルスマに引っ張ってもらいたいなあ。最近は頼りすぎて、キモオタを通り越して屍になっているので、用法容量を守っていきます。聞きすぎると効きすぎて、自分のダメさが悔しくて仕方なくなってしまう。(以下参考文章)

って言いながら、布団の中で聞くんですけどね!
(それでも最近は意欲というものが復活してきて、嬉しいかぎり)

↑多分うつで大泣きして開き直ったあとのツイート
毎日みんな好き。私はロングヘア―の似合う男性になりたいから。ロングヘア―で髭の似合う男性、おれ、すき。

4年以上ぶりの東京、行きたいところがいっぱいあるけどまだまだ怖いから多分引きこもるし、ワクチン4回目も打ってから行きたいなあ……