推し喪失恐怖症に関して

副反応なくなってきて体が大分楽になりました、もう発熱しないでくれ~~~~だからまともな文章も書けるかも。

私は推しを失うことに対してひどく恐怖があります。
人生、オタクになってから14年ほど、始まりは芸人から今や次元もジャンルも飛び越えて色々本当にめちゃくちゃ広く、命のあるなし関係なく好きなものが沢山あります。
そして私はそれらのうち一つでも失いたくないという感情があります。
推しは推せるうちに推せという言葉がありますが、そんな言葉じゃ表せないような気がしています。
そういう考えに至るまでに色々あったんですが、今はバイト代などの範囲で極力推しのものが出たら買うことを徹底しています(特に三次元の人々のもの)
その一つのきっかけであり、今思えばトラウマになったのが5次元アイドル応援プロジェクトドリフェス!Rなのです。

ここでは長々とドリフェスの話をします。それだけです。

私がドリフェスと出会ったのは大体高2の夏~秋ごろ、2015年のことです。
プロモーションのイラストに一目惚れし、事前登録。その頃私は二次元のアイドルにドはまりしていて、そういう系統のソシャゲには手を出しまくっていました。ちなみに、今でもアイドルマスターシリーズやラブライブ!(こっちはμ'sだけ)(μ's好きすぎて他を受け入れられなかったけど最近気になっている)、アイチュウ(サ終した!!!!!)はがちがちに好きです。高槻やよいお誕生日おめでとう明日だけども。
スマートフォン用アプリリリースは2016年の4月なので、かなり早くから気になっていたことが分かります。ただ、アプリリリースまでの活動はキャストさんたちのリアルイベントが多く、高校生の私は家庭的にも金銭面的にも(推しが誰であれ関係なく)参加することはできないと最初からあきらめていました。だから積極的にめちゃくちゃ好きだとは言えなかった。

アプリの出来は、人気ソシャゲに比べればそりゃ雲泥の差もあるし、「なんだこのコーディネートは!?!?!?!」というのもあるし、なんならストーリーのボイスも棒読みだし、「ドリアピって何!?!??!?!?!?!」だったし、とにかくなんじゃこりゃ~~~~でした。その年にアニメ一期がはじまり、同時に無料配信番組がはじまりました。おそらくラジオもその頃に聞き始めました。そうすると、メインキャストでありアイドルである7人のことをどんどん転がり落ちるように好きになっていくわけです。時期的には最悪です。大学受験の頃だったので、なんとアプリのイベントも全くこなせず、お小遣いで買ったCDを繰り返し聞き、7人に思いを馳せ……
2017年の2月24日に、1stアルバム同時再生企画が公式で開催されたんですよね~なぜ日程を覚えているかと言われたら大学受験前期試験を受けるためにホテルで勉強しながら参加していたからです。名実ともに私のメンタルを救ってくれた。

何故私がここまで5次元アイドル応援プロジェクトドリフェス!Rに救われたのか、もとい沼に落ちたのか、もとい自分の半身と言えるほど愛したのか。
多くのアイドルもののアニメ、ソシャゲは、当然ですがそのキャラクターに対して一人の声優さんが付きます。その声優さんは、あくまでも声優であり、本業は声のお仕事の方が多いです。
ドリフェスは、メインキャストが7人とも当時アミューズに所属する俳優であり、このプロジェクトはバンダイナムコとアミューズがタッグを組んだものであったため、キャストさんの力の入れ方が他のプロジェクトよりも大きかったんだと思います。
例えば、声優さんがそのゲームやアニメに関する番組に出る場合は大抵「〇〇(キャラクター)役の△△(声優さんのお名前)」と名乗っていると思います。ドリフェスの7人は、「〇〇(キャラクター)こと△△」と名乗っていたわけです。つまりは一心同体、キャラクターとともにアイドル、そして俳優としても成長していたわけです。なかでもDearDreamの薄むらさき担当沢村千弦こと正木郁さんは、このプロジェクトをきっかけに芸能界入り、今も様々な舞台で活躍されています。そういうプロジェクトだったんです。

↑今でもちょくちょくドリフェスのことや、ドリフェスに関係するワードのツイートをしてくれる。

5次元アイドルって何?と言われるのがこの部分であり、当初は2.5次元アイドル応援プロジェクトドリフェス!という名称でした。つまりは2次元と3次元の狭間に彼ら(キャラクター7人+キャスト7人)がいるよ~ということを表現していた。それが後期には5次元、2次元と3次元が合わさった5次元となったんです。
どういうこと?と思ったあなた、正解です。私も最初はそう感じていたんですが、彼らを愛していくうちに5次元ってスッゲー!になりました。

まあ私が色々のめり込んでいたのは置いといて、ドリフェスは突然プロジェクトの休止を発表しました。2018年3月5日の配信でした。当時のことを思い出すと今も涙が出るし胸が苦しくて息ができなくなるし、当時は本当に頭が真っ白になって、素直に「生きる理由がなくなった」とまで思いました。人生ではじめて、サービス終了後もアプリ内のストーリーやイラストをどこかで見られるような形に残してほしいというお願いのメールをしました。何故プロジェクトが終了したのかは今でも明らかになっていないので分かりません。
そこからラストライブ(武道館2days)まではがむしゃらにバイトをしたり、アプリが終わるまではアプリやりまくったりしていました。そして2018年の10月21日、10月22日をもって、ドリフェスは終了しました。

この頃私の頭の中によぎっていたことと言えば……
・もっとアプリに課金できるくらいお金を稼ぐべきだった
・もっとライブに参加できるくらいお金を稼ぐべきだった
・もっとグッズや円盤を買うべきだった
など……端的に言うともっとお金を使うべき(=アルバイトを頑張ってでも稼ぐべき)だったということです。まあドリフェスの終了が決まったことも合わさってバイト先の人間関係が嫌すぎて辞めたんですが……社会人の稼ぎでなかったことも、前期落ちて東京に住めなかったことも全部全部最悪だと、自暴自棄になるくらい。
推しは云々という言葉がどこ発祥なのかは分かりませんが、結局は産業であるので収益が見込めなければ衰退していくのは当たりまえで、失いたくなければオタクは金を使うしかねーのだなと、私はこの2年間ほどの経験で痛いくらいに実感したのです。

ここまで長々2700字も読んでいただきありがとうございます。本当はもっとドリフェスを語りたい。

上記の経験があったため、今の私は「買わない後悔より買った後悔、行った後悔だ」と思っています。コロナ禍なのでイベントに行くことはほとんどなくなり、代わりに配信を買うようになってこれがまた破産に近づくんだわ。
後悔レベルならまだよくて、私の場合は本当に自己嫌悪、何故あのとき買っておかなかったんだろう、死んだ方がマシじゃないか、とまで思ってしまうので、極力買うようにしています。最近貯金が満期で倍額になったのでいいや!と思って……数年後には車を買わなきゃいけなくなるだろうに……
我が家は家族がみんなオタクなので、そういうのも容認してくれるわけです。基本は自分で稼いだ分を使ってるからかな?20万円のギターセットを買った妹は流石にあきれられていましたが。
ここ最近の私の推しは高齢なこともあって、いつ、推せなくなるんだろうと怯えています。その怯えを払拭するためにも、私は推しが何かをリリースしたら予約して買うようにしています。出てるうちが華。

あと、何故かドリフェスプロジェクトは定期的に爆弾を落としてくるので、その爆弾を投下されるたびに「クーーーーー!!!!!」とか言いながら買っています。最新では、税込み17600円のオルゴールを買いました。二週間分のバイト代?でも音がいいし、開いたら武道館で撮った写真の再現イラストが描かれていて、オルゴール部分にはキャラクター7人のサインが書かれていて、本当に胸が熱くなるし泣いてしまう。だからいいんです!
ドリフェスの物に関してはまた紹介したいです。綺麗なオタク部屋にしたいし!

ドリフェス、アプリはもう触れられないんですがアニメは見られるし、MVやライブ映像もあるから是非にね……

↑私が描いたわけではないしつながったこともないんですが、ドリフェスを愛している方の作品

追記なんですが、2期のEDで森川・立木・緑川(愛ゆえの敬称略)というやばすぎ声優陣が歌っていてちゃんとCDにも収録されてるので良かったらきいてネ♪♪♪