見出し画像

私は今イモムシです。

突拍子もないタイトルですが、とある話の続きを書き留めたておきたいと思いまとめてみた内容です。

実は先日『あきらめラジオ』に出演しました。

『あきらめラジオ』とは、プロコーチである 坂口佳世|ぐっち さんがXのスペースを活用して開催されているラジオ番組です。
そのなかで話した内容に続く話が意図せず出てきたのですが、いろいろつながっているので書き留めておきたいと思ったので、話そうとして引っ込めてしまったことも含めて書いていきたい。その続きの話を綴ってみようと思います。

私の「あきらめ」とは?

「あなたのあきらめは何ですか?」
そう問われた時に、私が出したあきらめは、「王道な出世の道をあきらめた」でした。
私は、社会人になるにあたり、出世してたくさん稼ぎたいという漠然とした目標を持ち、社会人になったら業績を上げて出世していってなんぼだという価値観を持っていました。そのため、これまで大した出世ができておらず、ぐだぐだしている自分には価値がないという気持ちに陥っていました。
そんな中、自分のミスも相まって大きな挫折を味わい、フラフラになりながらも何とか飛び続けようとしていましたが、ハエ叩きのようなものでバッチーンとぶっ叩かれて、一気に叩き落とされた感じがしました。
そして、地面に突っ伏した状態の自分を感じた時に、このような思いが頭の巡っていた気がします。

「あぁ、今までなんのためにこれをやってきたんだろう?」
「この先に自分が求める道があるんだろうか?」

そんな思いを持ちながら、しばらくは地面にずっと突っ伏したままで、叩かれた衝撃もありいつのまにか意識を失っていたような気がします。
その後、何かのタイミングではっと目が覚めて意識が戻り、再び目の前に広がる地面を見ることになるのですが、そんな地面を見ながら思ったことは、「なんとかもう1回飛びたい!」ということでした。

どんな姿で、どこに向かって飛んでいくかはまだわからないけど、とにかくまた元気に飛んでいたいという思いが出てきました。

なぜイモムシ??

ただ、地面に叩き落とされたことで、これまで飛んでいた姿は一旦リセットされて、イモムシの状態に戻りました。
今はイモムシの状態で地面をゆっくり進んでいます。
また、もう一度元気に飛び回りたいという願望を持って。
どの方向に向かっていくのか。今度はどんな姿で飛び回るのか。
イモムシは進むスピードが遅いので、少し眺めていてもまだどこに向かっているのか、明確な方向はわかりません。でもおおよその方向はわかります。
そしてまだイモムシなので、この先どんな姿になるのかもわかりません。今はただモゾモゾとゆっくり進んでいます。

個人的には、あのイモムシの見た目はあまり好きではないのですが、パッと浮かんできたイメージでした。
改めてイメージしてみると、モゾモゾとゆっくり進む様が、なんか自分らしいのかもと思いました。
そんなイモムシですが、今後何かしらの姿で飛んでいくであろうという期待も込めて、このモゾモゾはどこに向かっていくのだろうと、自分の事なのになぜか少し客観的に見ています。
あえて、少し遠めの距離から、モゾモゾが向かっていく先をゆっくりと見守っていこうと思います。


(これはきっと、後から見返した時に恥ずかしくなる内容だ。。。)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?