筑波へ

(写真いっぱいある)

守谷までチャリ、渡す用のコーヒー豆とポルボロンとマンテカードを道中で買ってった ポルボロンは名前の通りポロポロしていて大量の水分を持っていくスペインのお菓子、ポルボローネと大体一緒、マンテカードもこれと大体一緒、守谷は守谷のくせに生意気¹でスペイン焼き菓子専門店なんてハイカラなものがある 電車まで時間があったので気になっていたパン屋さんにも寄って何種類か買った

守谷からはつくばエクスプレス 途中で、つくばにも寄りたいパン屋さんがあったのを思い出す つくばはつくばだからドイツパン専門店なんてハイカラなものがある 守谷はたまに来るのに、先にパン買っちゃわなければよかった


つくばって何でもある スタミナラーメンなんかはあってもなくても、あったら嬉しい、ぐらいの物ですが、食べ物に限らず 何かの専門店とか教室とか集まりとかで調べると県内ではつくばにしかないですということがとても多い わが県は東西方向の公共交通機関網が完全に死んでいるので、常磐線民にとってつくばは割合アクセスしづらい(わかんない、これは車社会の中にいて頑なに車を運転していないせいで不便に感じるだけかもしんない)場所でもある つくばはつくばで生活の必要の大抵を満たせるような街だし、そうでない用事があれば県内でどうこうしようとせずにTXで東京に出ちゃうと思う 大きな文化圏の分断がある TXを土浦方面に延伸する計画があるようですが、つくば民にとっては大した関心事じゃないんじゃないかな


つくば駅を出たら飲茶のあるミスドが目の前で、もうズルかった やや歩いて四川料理を食べに ずっと来たかったお店なので嬉しい 唐辛子の香りの出し方すごすぎ

メシの話しかしてない 恥ずかし気もなく 恥ずかしいよ俺 味のことなんか何もわかんないのに腹ペコで いえ 恥ずかしいけど話したい、ということを書いておく場所として俺はnoteを用意したので 合っています 大丈夫

ウマスギソーセージ
口水鶏
魚なんとか絲 写真が雑
炒河粉
羊雑湯 羊のリアリティがエグい ここに羊がいて俺が羊にエサをやっているのかと思った

近くに例のドイツパンの店があったので そこでパン買って、さっき買ったパンと合わせてシェアした で解散 良し


筑波実験植物園へ ショクダイオオコンニャクが最大サイズで咲きましたとか言ってたのを高校生の時に見に行ったのが最後で、9年ぶりかな

牧野富太郎の展示がやってた

やっぱりねえ 温室がテンション上がる 知らない形の植物ってそれだけで楽しい 子供の頃に図書館でレッドデータブックや『植物の私生活』を読んでいて 数が少なかったり特殊な生態を持っていたりする草木への愛着が今もあるかも レッドデータブック読んでたのは赤くてかっこいいから

カンアオイ属の花 小さいながらラフレシアみたいな怪しさで好き 絶滅危惧種がいっぱいいる属だから余計に好き
植物の写真も雑
でけ〜
でけ〜
でかすぎワロタ
若いカカオこんな色なの!?すげ〜!!!
通って良いか微妙にわかんなくて、通んなかった
全体に不思議 オレンジの部分は何だろう
赤のチランジア素敵
ショクダイオオコンニャクの蕾 不気味というか不穏というか、羽化したらヤバいサナギ感にゾクゾクする
蕾あと一個あって、そっちはもう少し育ってた
???
アニサキス?
クロバナタシロイモ 別名ブラックキャット 
キャットか まあ キャットかな


クレマチス展もやってて嬉しかった ポケモン赤緑のマチスはクレマチスが名の由来で ルビーサファイアのテッセンは、これもクレマチスの一種の名前です 2人には3番目の電気使いジムリーダーという共通点があり、うんぬん、から始まる考察を、後は任せた

【おもしろクレマチス】

面白

守谷のパン屋さんで買ったブレッツェルを園内のベンチで食べた、なんかあんまし ドイツパンのお店じゃない方でブレッツェル買わない方がいいよ

実験植物園は科博の施設で 研究や標本作りの施設もちょっとだけ見られる ワクワクするよね〜

男の子って
こういうのが
好きなんでしょ?


この時期にしてはちょっと、長袖シャツだけだとやや肌寒さ(までで1つ)の晩春をおろおろ歩く 歩いてて、意外と建物が古いなと気づく "歴史ある街" というのではない、軒並み70〜80年代の感じ もともとさほど栄えていないところに研究学園都市を造って、万博でさらに盛り上がって、の頃にたくさん建てたのを、耐用年数は怪しいけどとりあえず耐えてるから、であまり直さずに使ってるのかな 今にも崩れ落ちそうなアーケードの横丁にいきなりイケてる古着屋さんがあったりする 新しい人や文化がどんどん入ってくるのに箱がそのままなので、ちぐはぐな寂寥感がある エキスポの残留思念や、3S (Study, Sex, Suicide) しかすることがなかった時代の筑波大生²の亡霊が彷徨っている ちょっとつくばを好きになっちゃった

高い建物が少ないので見晴らしが良い 街の写真も雑
偏見を抱きやすく絆されやすい


帰りの電車に乗ったら 座ろうとしていた列の座席に、寝過ごした感じの小学生?がいて 着きましたよ〜って(俺は子供にも敬語)何回か声かけをしたけど、反応しなくって それで、知らない子供相手に罪悪感を抱かずに済むギリの強さで何度か肩を叩いたんだけれども、半眼の白眼を剥いたまま、なお反応しなくって 起きなくて秋葉原まで行っちゃったら、親が遅いねって心配することになったらどうしよう、これ実は寝てるんじゃなくて何かの発作で気絶してるんじゃないか、とか、強い不安が発動してしまって、駅員さんを呼びに行って 戻ってきたら子供は起きてて、座席みんな埋まってて、駅員さんに「起きたっぽいです すいません」って言った こんなんばっかなんだけど、てかずっと変なことしてんだけど、変なことしてるからこうなんだけど、こういう時の最初の感想が「あ〜いっつもこんなんばっか」とか「ハズ」じゃなくて「なんともなくてよかった〜」である魂で、それはせめて良かったことと思おう 思わせて下さい

さぼてん良いね








¹ のび太と踏みたくなっちゃっただけで 守谷を下に見ていない 不安で説明するぐらいなら言わなければ良いと思う

² 筑波大生の3Sは地元のインテリおじさん達がよく言ってた、若い世代も言うのかも 今みたいに商業施設もTXもなかった時代には、あとSportsかSakeを入れて4Sになったりするぐらいで(Suicideは冗談として)実情に即してなくもない言い回しだったらしい

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