見出し画像

会社の枠を超えて自己実現できる場所「4th place lab」 でみんなが叶ったこと【活動事例5選】

「会社の看板がなかったら、個人として何ができるんだろう」「自分にしかできないことってなんだろう」「本当にやりたいことは、なんだろう」。そんなモヤモヤを抱えながらも、きっかけが掴めないでいる方も多いのではないでしょうか。

こんにちは、4th place lab を運営している小林こず恵です。私たち 4th place lab は、はみだして、ためそう。をコンセプトに、組織の枠を超えて、個人としてできること、やりたいことを見つけ、カタチにする3ヶ月のオンラインプログラムを提供しています。一個人として何ができるのか、何がやりたいのか。3ヶ月間向き合い、「ああでもない、こうでもない」と色々行動を起こしていく中で、「これかもしれない!」というきっかけを掴んで欲しいと考えています。

座学はほとんどなく、アウトプット中心です。アウトプットというと大変なイメージを持つ方もいるかもしれませんが、たとえば、
✍️ 自分のモヤモヤを人に話してみる
✍️ 気になる人にDMを送ってみる
✍️ 個人名刺を作って配ってみる
こうしたカジュアルなことです♪  地道なアウトプットを続けていくことで、少しずつ仲間が増え、できることが増え、夢に近づいていくのです。

そこで今回、4th place lab に参加した方々が、何を見つけ、何を得たのか。具体事例と共にご紹介したいと思います。現在、11期メンバーを募集していますので、「自分もやってみたい」と思った方は是非エントリーお待ちしています♪

(メンバーの活動写真)


「4th place lab はどんな人がどんな目的で参加する場所なのか。どんなプログラムなのか」


4th place lab は組織に所属している方が対象のプログラムです。オンラインで参加できるため、全国にメンバーがいます。年齢も20代前半から60歳まで幅広く、業種職種も様々です。多様性はありつつ、みなさん会社員・公務員であるというベースが同じなので、わかり合えることも多い様子。
ちなみに、どんな理由で参加する人が多いかと言うと、

Q1:どんな理由で 4th place lab にエントリーしたのか?

1位:一個人としてできること、やりたいことを見つけたい(6割位)
2位:なんとなく気になるテーマがあり、実験してみたい(3割位)
3位:今やっている活動を加速させたい(1割位)

ざっくりこんな感じです。多くの方が「やりたいことが具体的ではない」という状態で参加しています。「4th place lab に入るには、やりたいことがハッキリしていないと無理なのでは?」という質問をいただくこともありますが、むしろハッキリしている方が珍しいのです。3ヵ月の活動の中で、輪郭が見えてくる方がほとんどですし、活動を通じて最初のやりたいことから180度変わる方も全体の30%くらいいます。

(4th メンバーについて・地域は参加時の統計)

4th place lab で何を得たいかというアンケートでは、以下のようになりました。

Q2:4th place labで何を得たいですか?

1位:個人での活動を通じて、人生を充実させたい
2位:やりがいや情熱を見つけたい
3位:もっと社会や地域に貢献したい
(番外編:新規事業のためのアイデア磨き)

会社とかビジネスの枠組みにとらわれず、自分の人生にとって大事なことや情熱を持てることを見つけたいという方、一個人として社会や地域の役に立ちたい、そのためにできることを模索したいという方が多いようです。

また、「新規事業を考えているのでアイデアを磨きたい」という方も一定数いらっしゃいます。3ヶ月間、とにかく壁打ちを繰り返して、いくつもアイデアを持ち帰っています。

では3ヶ月のプログラムとは何をするのか。【① WILLの言語化】【② アイデア出し】【③ 周囲からのアドバイス】【④ 実践と振り返り】をワークショップ・対話を通じて繰り返し行うのですが、各月・各回のテーマは以下の通りです。

もっとプログラムの詳細を知りたい方はこちらからご覧ください!

「参加者に聞いた! 4th place lab の魅力。参加して得たこと」


多くの方が「やりたいことが具体的ではない状態」で参加し、「人生を充実させたい。やりがいや情熱を見つけたい」という思いで入ってきていますが、実際に参加してどうだったのか?メンバーに聞いたアンケートのコメントを一部ご紹介します。

(4th place lab 新年会の一コマ)

Q1:4th place lab ならではの魅力とは?

まとめ:好きなことを好きなようにチャレンジできる場所。それを優しく応援してくれる仲間がたくさんいる場所

✍️ 好きなことを好きなようにできる。否定されることがなく、「やってみたら?」とポジティブに背中を押してもらえる。

✍️ 「この指とまれ!」をすると、すぐに何人もの仲間がのっかってくれる安心感。あたたかい上昇気流にのれる!

✍️ メンバーの知的好奇心が高くてとても刺激的。プログラム終了者のコミュニティができていて、考えがモヤモヤした時に相談するとメンバーがいろんな角度からこたえてくれる。挑戦する人にも挑戦できずにモヤモヤしている人にも優しい仲間がたくさんいる。

Q2:4th place lab に参加して得たこと・変化したこととは?

まとめ:チャンスが増えてやりたいことが実現。自己肯定感が高まった

✍️ 自分のやりたいこと、考えていることがカタチになった。3ヶ月のプロブラムでブラッシュアップされた。

✍️ 周りに自身の考えを発信することや伝えていくことが増えた。その結果、得られるチャンスが増え、人生が豊かになった。

✍️ 自己理解が深まった。自己肯定感が向上した。自分の好きなことにもっと時間を使おうという意識が強くなった。

4th place lab で大事にしていることは「純粋意欲」です。「一個人として興味があること・意義を感じること」を軸に活動を起こしています。

会社にいると、「ビジネスになるか」「社会的インパクトがあるか」、もしくは「組織にどんないいことがあるのか」、こうした要素が見えていないと、はじめの一歩を踏み出す機会がなかなか与えられないのではないでしょうか。
だからついつい「みんなに認められるもの」に寄せてしまう。

ですが、世の中やってみないとわからないことばかり。みんなと違うから価値になるし、おもしろいわけです。スケールや売上だけがすべてではありません。何より、「自分が本当に面白い!やりがいを感じる!」と思えるものに向き合える人生って素晴らしいと思うのです。そんな人がひとりでも増えたらいいなと思って、4th place lab を続けています。本当に楽しんでいる人に、敵うものはないのだから。

「4th place lab での活動事例 5選」


では最後に、4th place lab メンバーの活動事例をいくつかご紹介します。みなさん本当に面白い活動をしているんですが、泣く泣く(笑)5つに絞ってご紹介してみます。「あ、こんなことができるんだ」と、イメージしてもらえたら嬉しいです。

* * *

① 元々大好きだった「本」をテーマにイベントを主催

元々本が好きで、「本を通じた活動がしたい」と 4th place lab で活動をしていたあるKさんは、3ヶ月間の中で、「本」にまつわる様々な実験を行いました(読書会、本を紹介し合う会など…)。そうした中で、普段ひとに話す機会がなかった「本をよむこと」について、身近な人やSNSの知り合いと話したり、活動を相談したり、アイデア出しをするなど、本好きの仲間も増えたそう。そして結果的に「シェア型書店」で本のイベントを実現させたのでした。

* * *

② 織染ワークショップの実現・展示会へ出展

「織染ワークショップを開催したい」という思いで 4th place lab に入ってきたEさんは、3ヶ月のプログラムを通じて、ワークショップの実現方法についてあれこれ模索していました。周囲からアドバイスをもらったり、コラボレーションの相手が見つかるなど、ワークショップ開催をオンライン・リアルでいくつも実現させました。この夏には、ギャラリーで織染の作品を展示するなど、更なる広がりに発展しています。

* * *

③ 木を使ったオリジナルボードゲームを制作・販売

ものづくりが好きなOさんは、以前から興味があった「ボードゲームを自分で作ってみよう!」と、3ヶ月かけてオリジナルのボードゲームを完成させました。初めてのボードゲームづくり。まずはどんな仕様でどんなルールが良いかなど、手探りでプロトタイプをつくりながら、都度メンバーに相談し、幾度もブラッシュアップして、1つのボードゲームを完成させました。その後、即売会で販売したところ、持参した数十個のボードゲームがすぐに完売! 大盛況でした。

* * *

④ 仏教コミュニティを作って、ファンが急増中

「仏教のおしえを通じて、もっと楽に生きられる人を増やしたい」。そんな思いを持って 4th place lab で活動しているTさんは、仏教の考えを定期発信し、4th place lab の中では、「ほとけキャラ」としてみんなに認知されるようになりました。その後、SNSでコミュニティをつくり、4th place lab 内外から参加者を募り、メンバーがじわじわと増えています。

* * *

⑤ 「自分は本業が好きなんだ」と気づいた

メーカーでものづくりをしているJさんは、「自分が本当にやりたいものづくり」に向き合うべく、4th place labへ。3ヶ月間、身近にあるアイテムを使って、自分が純粋に面白いと感じるものづくりをハンドメイドで楽しんでいました。ものづくりが好きな仲間との交流や、展示イベントにも出展。そうやって、好き勝手に色々やってみた結果、ものづくりの可能性を感じ、「自分はやっぱり本業が好きなんだ」と気づきました。そして、本業でもプライベートでも、以前より楽しくものづくりに向き合えるようになりました。

* * *

 今回ご紹介した活動はごく一部です。他にも、たとえば以下のようなテーマで活動をしているメンバーがいます。

生物多様性、就労支援、認知症のない世界をつくる、ファンアート、水耕栽培、人生を記録する、折り染め、図書館づくり、公園をコミュニティスペースに、ゴミをなくす活動、ぼんやりの研究、フェムテック、みんなで10年後を考える、保活、楽器の利活用、子どものやりたいこと支援、研究者の話を身近に、ミッドライフクライシス、第2の居場所づくり、保育のアップデート、和文化発信...

(まだまだある!「4th place lab」で生まれた素敵なプロジェクトの一例)

「11期メンバー募集中!(8/6迄)」


4th place lab は何ができるか分かりづらい。とよく言われます(笑)。なぜかというと、一人ひとりが自分でやることを決めて実験する場だからです。感じる価値も得られるものも全員違うのです。「自分らしさが見つかった」という人もいれば、「一生かけて取り組みたい活動が見つかった」という人もいます。なので、4th place lab で何ができるの?と言われても、なかなか一言では表せない(表したくない!)のですが、今回はあえて具体的にご紹介してみました。少しはイメージしてもらえると嬉しいです。

* * *

最後に。
キャリア自律が叫ばれ、自分で選択していかなければならない時代。武器を身につけるため学校に通ったり、資格を取ったり、忙しい日々を送っている人もいるのでは。もちろんそれも大事ですが、「自分の純粋意欲にしたがって行動すること」ことこそ、これからの時代に必要なことだと、私は思います。

今年7月・新1000円札の顔となった、近代医学の父である北里柴三郎氏の有名なことばで「熱と誠があれば何事でも達成する」というものがあります。
社会のものさしや表面的なことにとらわれず、自分が情熱を持てることや意義を感じることに向き合ってこそ、うまくいく。情報に溢れるこの時代に、自分の信念を貫く大切さを教えてくれます。

第4の場所である 4th place lab で、ぜひ情熱を見つけてもらえたら嬉しいです。11期エントリー締め切りは、8/6(火)まで。「やりたいと思った時がはじめ時」。みなさまのエントリーお待ちしてます♪ 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?