【剣盾シングルS6使用構築】ニンフタイレーツ

 こんにちは、みぎしけんです。
 今期もどうにかマスターボール級まで辿り着けたので、記録も兼ねて構築記事を残すことにします。

【コンセプト】

 相棒タイレーツで見せ合い画面から数的有利をアピールする。

【構築経緯】

 今期もはいすいのじんを積む猶予を得るため、前期に引き続きあくび展開を軸に据えるためニンフィア、切り返し役にこうこうのしっぽエルフーン、こだわりはちまきオニシズクモを採用しました。
 続いて、タイレーツとニンフィアで特に重くなりがちなドヒドイデを突破する手段として、スカーフドリュウズ。
 ただし、スカーフドリュウズは環境で非常に良く見かけるポケモンで対戦中ミラーとなる盤面が頻発しやすく、またギルガルドなどタスキとかくとう打点を併せ持つポケモンに対して不利をとるため、そうしたポケモンを対戦相手の構築に見かけたときの別ルートを用意する必要を感じました。
 そこで、いわ技のないかたやぶりドリュウズに強い点を評価してスピンロトムを採用して構築完成としました。

【個体紹介】

タイレーツ@いのちのたま
特性:まけんき
性格補正:A↑ C↓
努力値配分:0-236-148-0-0−124
技構成:インファイト、アイアンヘッド、がんせきふうじ、はいすいのじん

 前期に引き続き相棒枠。採用理由は愛。
 技構成だけ、じごくづきからがんせきふうじへ変更しました。
 じごくづきは使いどころがドラパルトしかいない上、ダイマックスしても乱数になってしまうケースが多かったので、ひこうタイプにばつぐんがとれてかつすばやさ操作が可能ながんせきふうじへ。
 ゴーストやフェアリーの多い現環境では変わらず選出しにくいポケモンですが、意外と物理耐久はあるため一方的な展開にはなりにくいです。
 またガオガエン、ギャラドスと特性いかくのポケモンが以前より多く、タダでこうげきを1段階上げられて丸儲け、みたいな展開も期待できます。


ニンフィア@たべのこし
特性:フェアリースキン
性格補正:B↑ A↓
努力値配分:196-0-252-60-0-0
技構成:ハイパーボイス、あくび、みがわり、バトンタッチ

 あくび枠として採用。
 前期から配分と技構成を変更しています。
 このポケモンは特性あっての火力なので、めいそうを1回積んでマジカルフレイムを撃ったところでナットレイに確定2発以上かかってしまうことが前期実際に対戦してみて分かりました。
 それであれば真実起点作成に特化させるべきだと思い、上記の調整としています。みがわりをバトンできると後続が状態異常を拒否できる点など、使いやすさが増したと思います。
(正直ブイズではエーフィブラッキーが好きな2世代厨なので、採用は渋々といったところではありますが…)


オニシズクモ@こだわりハチマキ
特性:すいほう
性格補正:A↑ C↓
努力値配分:252-252-4-0-0-0
技構成:アクアブレイク、とびかかる、ミラーコート、リフレクター

 前期からの続投組。
 コタリザ展開に抗えたりと、裏の軸ながら選出機会が多かったです。
 ダイマックスした時にダイウォールできた方が立ち回りに自由度が増すと思い、後続に残せるリフレクターを採用してみました。が、別に先制できるわけでもないので素直にまもるにした方が強いですね…


エルフーン@こうこうのしっぽ
特性:いたずらごころ
性格補正:B↑ A↓
努力値配分:252-0-180-0-76-0
技構成:ムーンフォース、みがわり、すりかえ、がむしゃら

 前期からの続投組。
 数多のトゲキッスのダイマックスターンを枯らした上、こうこうのしっぽを押し付けてくれました。


ドリュウズ@こだわりスカーフ
特性:かたやぶり
性格補正:S↑ C↓
努力値配分:0-252-4-0-0-252
技構成:じしん、アイアンヘッド、かわらわり、ステルスロック

 新規加入組。
 先発としても優秀ですが、この構築フェアリーが2体いるせいでタスキを持ったはがねタイプを非常に呼び込みやすく、ステルスロックを撒きたいのに撒けない展開に持っていかれがちでした。
 一方、後発というか詰め性能は一品級でミミッキュをワンパンできたりダイナックルでこうげきを上げながら詰めたりと、活躍の幅が広く使いやすかったです。


スピンロトム@オボンのみ
特性:ふゆう
性格補正:C↑ A↓
努力値配分:252-0-68-140-4-44
技構成:エアスラッシュ、ボルトチェンジ、おにび、わるだくみ

 最後に採用された子。
 アーマーガアを始めとしたはがねタイプに不利をとることがなく、はがねタイプを呼びやすいこの構築にとてもよく合うポケモンでした。
 エアスラッシュがダイジェットにできる、すばやさ種族値86が環境に多いダイジェット使いであるトゲキッスとギャラドスより上をいっているので、詰めに使おうと思っていたハズなのですが、ついついおにびを仕込んでしまいました。
 たしかに場持ちは良くなったのですが、「詰めるためにわるだくみを積みたい」、「ダイマックスして詰めたい」、「おにびで相手をやけどさせてサイクル回したい」とやりたいことが多すぎてぼやけてしまったように思います。
 CS最速として攻撃性能を上げるか、おにびとボルトチェンジに軸足を置いてサイクル回すか、いずれかに特化させた方が組み立てしやすいように思います。
 特性が完全に無駄なのが損している気分にさせますが、詰めもサイクルもこなせるポテンシャルを持っているのでカスタマイズしがいがあるポケモンです。
 今後の活躍に期待。

【重いポケモン】

ヒヒダルマ
 広い技範囲にきちんと対応できるポケモンがいないため、対応に苦慮しました。
 せめてまもる持ちがいれば違ったのでしょうが…

【総括】

 2期続けてあくび軸を使ってきましたが、ちょっと自分にはこれ以上にうまく使いこなせる気がしませんでした。やはり、ねむけ状態に対してどう対処するのか、相手に選択権がある点が私の好みに合わなかったように思います。タイレーツが無効耐性のないポケモンなので寝かせる読み受け出しができない、という点も上記に至った要因です。
 タイレーツは積みを要する物理アタッカーなので、特にやけどを始めとする状態異常をどのように拒否していくか考えて、また構築を練りたいと思います。

 今期もマスターボール級まで上がれたものの、終盤を戦うこと無く終えてしまいました。
 しばらくは忙しくなってしまうので、マスターボール級に上げておしまい、のシーズンは続いてしまいそうです。
 落ち着いた頃にはエキスパンションパスも配信されますし、もっと上を目指したいものですね。
 以上、お読みいただいてありがとうございました。

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