誰が不幸だクックロビン


私は空想上の幸せしか知らないよ。みんながきっと漠然と考えている幸せって空を駆けるユニコーンや、はたまた火を吹くかっこいいドラゴンのようなものでしかないのじゃないのかな。

心がうまく、穏やかに、動くことを忘れた気がしてから、何もかもわからなくなっちゃって、自分が幸せなのか不幸せなのかもわからず、夕陽に照らされ、または朝日を浴びたり街頭の少ない夜道を歩いたりして、帰路につく。
これはまあどちらとも言えないが。


指が全部ポロポロ抜け落ちたり、脳に直径10cmの穴が開いたりするならば、それは紛れもなく、幸せとは言えないよね。
そう。これぐらい。これぐらいでしか測れないのだ。

そんな訳でもないのにギリギリで、ギリギリで生きている。私達は·····

不幸だなんだ、どうでも良い。ただ、「ダメになった人たち」だ。放っておけば良い。



幸せは空想上のものだと宣う癖に愛はあると信じている。
愛はオカルトやスピリチュアルに近い。

ただ愛は幸せや不幸せには関係が無い。


愛の為に死ぬ人もいるだろう。それを幸せかどうかは死んだ本人が決めるべきだが死人に口なしという事で。


地球が真っ二つに裂かれている。わたしはそれを何処からか見ている。

今の人生が終わったら次は全てを愛したふりして全てに知らんぷりして生きよう。今も、もしかすると、そうなのかもしれないが。
そしてハンターハンターの続きが読めた時だけは幸せだと言わせてくれ。


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