何もしない人間は、なんだって好きになれない
若干苦労して生きていくのはいいことだ。
波乱のある道を歩むことはよいことなのだ。
幸福というのはおそらくいつも、
ある種の不安、ある種の情念、
すなわちわれわれを自分自身に対して目覚めさせるような、苦痛の切っ先を前提にしている。
ふつうは現実の富よりも想像力によって大きな富が得られるものである。
なぜかというと、
現実の富が得られると、人はそれですべてが終わったと思い込み、
その場に座り込んで、もう求めることをしなくなるからである。
富には二種類ある。
手に入れると