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『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』をみた

 正確には『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』の3部作をNetflixでみました。

 7人の~がスタートしたときに気になっていたのですが、結局みることができずにいました。最近になり、Netflixで見つけたので見てみたところ、なんと3部作になっていて、これは覚悟がいるぞと、しばらく寝かせていました。やっとみました。

 簡単に言うとブレイキング・バッドです。景気が悪くなり大学からの研究費が切られ、生活ができなくなっていた教授たちが一致団結し、合法麻薬を製造販売するという物語です。ブレイキング・バッドとの違いはヤンキーやフライドチキン屋ではなく、全員が各分野で国内有数の専門家だというところです。あと、映画だからすっごい早く進むところ。続編があるというところから分かるように、エンディングもブレイキング・バッドとは違います。

 ここまでが、ブレイキング・バッドと同じ部分です。『10人の~』では、彼らが活躍したおかげで合法麻薬が大量出回ってしまった街を救う話です。といっても、彼らが正義に目覚めたわけではなく、警察からの依頼であったり研究者としての興味心です。麻薬を入手し、解析し、違法麻薬として登録する仕事を秘密裏に請け負います。物語は突然の終わりを告げます。そうです、『10人の~』と『名誉教授たち』は前後編なんです。ぶっちゃけダルいなって思いました。『名誉教授たち』は1日寝かせて次の日にみました。

 『10人の~』の最後で判明したとてつもない陰謀に警察は協力してくれません。今度は正義感から立ち上がるポスドクたち。『7人の~』のころから張られていた伏線も回収しつつ、陰謀を阻止します。研究者という生き物と男女の愛の話で、もっと深く掘ることも出来たのではないかと思うのですが、コメディだとするなら、こんなところでいいのかなとも思います。キャラクターたちが楽しませてくれるので、そこを楽しむ映画かもしれません。途中、移動手段が必要になり、とあるバイクが登場するのですが、大丈夫なんでしょうか。まぁ最高に笑ったんで良いんですよ。ええ。

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