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フリーランスを始めて3年経とうとしている

確定申告ベースで言うと12月締めなのでとっくに4期目に入っているのですが、自分自身の区切りとしてはやはり3月末なのでもうすぐ丸3年になります。
なんやかんやで3年経過しました。すごい、俺。

今年の振り返り。

とりまく市況

ありがたいことに4年目もご縁に恵まれ、仲介なしの直請けでお仕事を継続できそうです。
理不尽な取引もなくお互いに不義理をしないというただの口約束なんですが、それをお互い守れているのは大きいかなと思います。

それ以外にも個別で仕事の相談も来て非常にありがたいのですが、こちらは正直言って仕掛りから回収までが全く読めないので、ちょっと安定収入には繋がりません。
臨時収入あったらラッキーくらいに思っています。

勿論予防線も常に張っていて市況のウォッチは欠かしていないです。
レバテック等のフリーランスエージェントのサイトに掲載されている案件数や価格帯を見る限りまだまだ大丈夫かなと見ています。
都内に通勤できる地域ですし、お金の集まるところは仕事も集まり、単価も高いので。

常に大事にしていること

フリーランス始めたばかりの頃は最新の技術を貪欲に取り込んでとか考えていたのですが、最近は殆ど稼ぐことのみにフォーカスしています。
昔は毛嫌いしていたのですが、今ならギャンブル関連やアダルトサイト構築も普通にこなせると思います。

なんとなく技術を取り込む勘所も押さえた気がするし、あとまた気になるトレンドが出てきたら都度遊んでみる感じですかね。
そんな頑張らなくて大丈夫な感じ。

というのも技術に限らずですが、みんな出来てるんだしきっと俺もできる大丈夫大丈夫という気持ちがハッタリでも背伸びでもなく確信になってきたのは大きいと思います。

あと目立たないこと。地味にやっています。これ重要。

なおITはコロナ禍でも安定収入なんでしょうと思われがちですが、実際はジャンルによって隔たりがあります。
エンタメ系やイベント系のWebサイト・アプリなどはキャンセルが相次いだりしたところもあったみたいですし、この辺りは市場のウォッチが欠かせないところです。

クライアント一本化

これまで1本のメイン案件と時間外でできる保守作業などのサブ案件複数で、要はリスク分散させて回していたのですが、サブ案件を全てやめてメイン1本に絞ることにしました。

理由は簡単で、時間は24時間あるが、皆が求めている時間帯は被っているから。
時間帯を決めていても、打ち合わせどうしても出て欲しいとかあるんですよね。

これまではそれでもなんとか調整しつつやってきたのですが、だんだん面倒になってきたのと、それぞれのクライアントさんに迷惑もかかりかねないのでやめることにしました。
メインのクライアントさんに労働時間増やす提案したらあっさりOKして頂けたのも良い流れでした。

住宅ローン

子供が大きくなってきて現在の2LDKでは手狭になってきたので将来を見越して家を建てることにしたのが3年前。
そこから住宅展示場を見て回ったりハウスメーカー選定したりしながら時は流れて、肝心の住宅ローン審査に漕ぎ着けました。

去年の時点で開業後2期分の確定申告書しか無かったので、ネットで見る限りフラット35一択。
そしてネットで事前審査、からの本審査。

事前審査は即通過。本審査は書類が超面倒で何度か再提出の指摘をされながらも審査自体は数日で通過。
こう書くとあっさりできた風ですが、実際に本審査は確認申請書とか既に作業がある程度進んでいないとできない書類が必要で、この辺りが一番緊張していました。

審査通りませんでした〜てへぺろ★とかならなくてよかった。。。

個人事業主の2期分の確定申告書でいけました。

これにより
・居住面積を増やしつつ家賃負担削減(25%)
・仕事スペース確保(まだ在宅続きそうだし)
・子供部屋確保

仕事スペース確保は当初は考えていなかったのですが、今のご時世だと必要ですね。食卓じゃなくて机置いて、ちゃんとした椅子で仕事したい。

贈与と確定申告

家を建てるのに関連して贈与があったので確定申告せねばと税理士事務所に相談に。

相談してみると、ご自身でできますよーとのこと。相談15分で終了。

実際にやってみると贈与の確定申告もWebで書類作れるんですね。
必要な数値入れてチェックをポチポチ押したら計算は自動でやってくれました。
非課税申請のものは勿論非課税で申請。

最後はそれをe-taxで送って、同時に関連書類もpdf化して送って終了。

10年以上前にストックオプションを売ったときの確定申告ではえらい苦労した記憶があるのですが、今はすごく簡単になった印象。

節税

前年度の所得税が100万超えてしまったので今年は節税頑張るぞと思い、1年間取り組みました。

・iDecoの掛金を個人事業主Maxの68,000円に
・ふるさと納税でなるべく納税する

あと以下は間接的にですが

・国民健康保険料が高すぎて相対的に節税

社会保険の任意継続に比べて2倍以上になったんですよ・・・そのくせサービスは低下、人間ドックも個別負担で補助も何も無いし。泣ける。

ちなみにコロナ禍で交通費を殆ど使わなかったので、普段からあまりかかっていない経費はますますかからなくなり、この辺りは節税に貢献しませんでした。

結果として売上は前年度より増えましたが所得税は前年度と変わらず据え置きな感じで、節税に成功したと言えます。

そして課税事業者へ

売上1,000万円超えてしまったので再来期(令和4年度)から消費税納めます。
届出を出さなくては。

税理士無料面談

贈与とは別で、ひょんなことから税理士さんと無料で面談させてもらえる機会に恵まれまして、もう何でも質問していいですよとの事なので個人事業に対することをかなり具体的に相談しました。

今の収益、経費、納税額、税務署は来るのか来ないのかなど。

結論としては「お聞きした範囲では、現状かなりホワイトなので税務調査が来るレベルではないと思います」とのこと。

油断はしませんが、ちょっと安心しました。

その他細かいこと

・Windows PCは手元に1台絶対に手放さないこと。
 普段は仕事用も家庭用もMacの方が便利で何かとMacをつかってしまうのですが、一応ブラウザの動作確認とかするかもと思ってWindows PCも1台持っています。
 持っているのですが滅多に使わないので、たまに売ってしまおうかという気持ちがよぎるのですが、絶対に手放さない方がいいと感じました。
 なぜかというと確定申告などの納税やら政府系のシステムはWindows環境でないと上手く動かないものがあるためです。
 逆に言うとWindowsの方がスムーズに事が進みます。
 MacはBig Surにしたのがいけなかったかなー

・育児の方が業務より忙しい。
 大きくなってくるとパワーもアップするし声もでかくなるしでそんなんが2匹もいるので、毎晩保育園から帰ってきてから風呂入れて飯食わせて寝かすまでが重労働です。
 しかもパワーが有り余っていると寝ないしね。
 本当にワンオペの奥様は大変だわと日々感じます。
 ところでこの手の話をする度に「今が一番大変な時だから」と言われるのですが、その一番大変な時をもう何年もやっているのですが、いつが一番大変なのでしょうか?

4年目も頑張ろう。

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