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#11~二次面接・深い質問は深イイ話で返す~『40歳・新卒から17年間勤めた会社から転職してみた』

これは17年間勤めた会社を退職することを決意し転職活動を行った40歳サラリーマンの転職活動記録です。気ままに更新していきます。

前回の記事はこちらから↓

二次面接担当者について

一次面接はほぼ1対1ないし2対1で実施される場合が多かったのですが二次面接は3対1、4対1が多かったです。また一次面接は実際に業務を行っている管理職の方が面接担当者でしたが二次面接はもう一段か二段役職のレイヤーが上がって部門長であったり統括部長であったり人事部長、いわゆる役員級が面接担当者の方でした。

二次面接の内容について

序盤は一次面接と基本的な流れは変わらず、自己紹介から入って志望動機、転職理由といった感じ。途中で企業側からの説明(仕事内容や条件面の説明など)がある場合もありました。基本的な流れが終わった後で各担当者から1〜2個程度のパーソナルな深い質問を受けるような場面に切り替わっていきます。

深い質問は深イイ話で返す

私が受けた面接でよくあったパーソナルな深い質問は下記の通りです。
①今までの業務でした成功体験・失敗
②仕事をしてきて辛かったこと
③自分が仕事を行う上で大切にしていること

私は旅行業界の業務(12年)をしてから社内システム(5年)に携わるというかなり特殊な経歴でシステム会社へ転職希望という形でしたので、せっかく話すならシステムでの経験だけではなくて長く携わった旅行業界の業務の話も盛り込んで相手も共感できるような深い良い話つまり深イイ話で返せるように事前に少し考えておいて流れに合わせて話をしていきました。
①の場合は『ものづくり』という観点で話して、良い旅行を作るのにも良いシステムを作るのにも買う相手や使う相手が誰で何を望んでいるかを的確にとらえるということが成功へ繋がる大きな要素でそれができていなければ失敗する可能性が高くなってしまうということを具体例を交えてお話ししました。成功体験は成功した自分なりに分析した要因を明確に話す。失敗談も同じく要因と失敗を次にどうやって繋げて成功させたかを話すようにしていました。
②の場合は旅行業は本当に様々なトラブルがあるので、その中のエピソードを交えつつ、そのトラブルを起こってしまった要因とどうやって収束させたか、どうやったら防げたか、その後の対応策みたいな流れで話していきました。実際かなり大きいトラブルを事例に出したので面接担当者が若干引いてました笑
③の場合は何の仕事をするにしても『自分一人で完結できる仕事はない』と私は思っていて、一緒に仕事をする人は自分の意見だけでなく、その人の意見やアイディアに聞く耳を持ち議論できる対等な関係性でいること、顧客を含めて様々な人を巻き込んでお互い協力者として柔軟に仕事を進めていくこととシステムは作って終わりではなくて使って浸透するところまでいかないと価値を生み出せないという話を実例を用いて話をしました。

二次面接はスキルより『やる気』を見られている気も…

あくまで4社受けた私の個人の感想ですが、スキルや知見に関しては一次面接で実務担当の方が重視してチェック、二次面接はスキルや知見は軽くチェックしながら会社に合っているか?長く働けるか?ポジティブか?など、より気持ちを重視されているように感じました。つまり『やる気』の部分を見られているような気がしたので自信を持って話すことと『私は会社に貢献できますよ!』と相手に届くような熱を持って話すことを心がけて臨みました。

次回は『二次面接・ハマった感触』です。

今回のまとめ

◆深い質問は深イイ話で返すべし!
◆失敗談は後の成功談であったの流れで語る
◆松岡修造になったつもりで熱く面接に臨む


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