ニートvsアメリカ企業

アメリカでは債券の利回りが全ての年限でほぼ5%に近い水準にある。
つまり、何もせずに寝てるだけでお小遣いが毎年5%ずつ増えていくのである。
これを読むとアメリカではなんと楽に金儲けができるではないか!と思ってしまう。

が、現実は過酷なのである。
あなたがアメリカで企業を作ったとして、これから先少なくとも30年ぐらいは少なくとも毎年5%の利益を出し続けなければない。
もし5%を下回ったら働いているのに損をしていることになり、ニートよりも生産性がないことになってしまいう。
そのような状況が続く企業は存続する価値がないのである。
このような非常に強い淘汰圧があるからこそ、アメリカから非常に競争力の高いグローバル企業がどんどん現れてくるのだろう。

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