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初心者が遊戯王を辞めた話

【初心者が遊戯王を始めた話①】から約2か月たちました。
この間、私は初心者ながらも遊戯王ライフを満喫しており、苦戦しながらではありますが毎月ダイヤモンドtier1までランクを進めていました。

何事もそうですが「わかりはじめると楽しい」ですよね。

『効果の発動とカードの発動は違うのね…』
『発動無効と効果無効は違うのね!』
『使った墓穴をコストにして一滴打てば1枚得なんだ!』
『アクセスコードトーカーの効果処理時はフィールドにいないからスキルドレインを処理できるのね!すげぇ~!』

いろいろな学びがありました。
見たことないテーマデッキと当たって、勝ったり負けたり調べたり。
自分も好きなカードを見つけてそのテーマでデッキを組んでみたり。
気に入ったカードのキラキラが欲しくなってカードショップで購入して飾ってみたり。(余談ですが、セリアに良いカードスタンドあります。クリアタイプの写真立てですがカードを飾るにももってこい。若干ぐらつくこともありますが100円なので…。ちなみに私はクロノダイバーリダンをサイバードラゴンインフィニティを飾っています。イケメンだしかっこいいからです。)

遊戯王にのめりこんでいたのでnoteを更新するのも忘れてました。
そのくらい充実していましたね。

現在ではタイトルの通り、遊戯王マスターデュエルを辞めました。
初心者ながら、現在の環境について感じたことを書いてみます。


1.連勝しないと上がらないランクシステム

今後のアプデでカジュアル戦が実装されるようですが、私がまだマスターデュエルで遊んでいたときはランク戦しかありませんでした。対戦する上では当然勝ちたいです。誰しもがそうだと思います。しかしどんなに良いデッキだとしても、どんなに上手い人だとしても、手札事故は避けられません。ホンモノの決闘者はドローさえ自分のものにしてしまいますが、私はあくまで一般人です。そうなると必然的に負けに傾くゲームが出てきます。
『あと1勝でダイヤ1だったのに負け』『このゲームに負けたらtier3からtier4のあと5勝からのスタート』という状況になります。正直に言うとキツイです。
遊戯王を始めたころは純粋にゲームを楽しんでいたはずなのに、毎月ダイヤ1にあげるために環境と呼ばれる強いテーマを握って勝ち負けを繰り返して精神をすり減らして義務のようにデュエルをする…。
それに疲れてしまいました。

2.勇者とふわんだりぃずの実装

実装前は「ふわんだりぃずかわいい!これ使いたい!!」と思ってましたし、実装を待ち望んでました。石もためてました。
しかしいざ実装してみたらどうでしょう。
2000のクソつよトークンと鳥しかいません。
対戦相手のほとんどが勇者とふわんだりぃずになりました。
一時期前に実装されたデストロイフェニックスガイや相剣も猛威を振るっていましたがそれどころではないです。特にどのデッキにもお手軽に出張できる勇者ギミックはデスフェニと合わせて出会わない日はなかったです。

3.みんなが同じハリラドン

私がマスターデュエルを辞めてしまった大きな理由がこれです。
み~~~~~~~んな、ハリラドンです。
もちろん使ってない人もいましたし、採用していないデッキもありました。ただ上のランクにいけばいくほど異常なほどの先行制圧を受けます。その中でよく使われる展開がハリファイバーからのアウローラドンで展開を伸ばしていくというデッキ。特にライブラリアンやルイキューピッドなどを絡めて展開を伸ばしていくと、最終盤面にサンダードラゴンやらバロネスやらヴァレルロードサベージやらがいるにも関わらずなぜか手札が減っていないというもはややっていることが違法。理解ができない。こんなことが許されていいものか。
OCGのほうではハリファイバーが禁止になったので、もしかしたらマスターデュエルでもレギュレーションで変わるかもしれません。ただ、現時点で禁止ではないので禁止になるまでは幅広く使われていくと思います。

『じゃあ自分が使えばいいじゃないか』

そう思いました。勝ちたいんだったら強いデッキを握ればいいし、自分も先行制圧すればいい。でも私は”自分の好きなデッキ”でゲームしたかったんです。強い環境を握って、さっさとダイヤ1にいって、そこから自分の好きなデッキで遊べばいい。確かにそうかもしれません。
ただ、忙しい日々の限られた時間の中でそこまで熱量をもって遊戯王に時間を割けるかというと、みんながみんなそうではないと思います。ライトユーザーでマスターデュエルからスタートした層は私のように感じる人も多いのではないかな?と思います。

今後のマスターデュエルがどうなっていくかはわかりませんが、このままの状態が続けば少なからずユーザーは減っていくのではないかな?と思います。ゲームに関わらず現代の世の中は情報の流れが速く、ユーザーの関心を引き続けることは非常に難しいことです。運営のみなさんも試行錯誤して頑張っているかと思います。私はここでいったんデュエリストを辞めてしまいますが、マスターデュエルが今後よりよいものになることを祈っています。

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