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【猫砂】Drエルスレイウルトラを使ってみての感想

猫を飼っているおうちの悩みの一つが猫砂の選択かと思います。我が家でも何種類も試しました。その中で【Drエルスレイウルトラ】という砂について使ってみた感想を書いていきたいと思います。
これから買おうと思っている方や、猫砂に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

(上にガムテープが貼ってあるのは猫がかじって穴開けたからです…)

1.価格帯

某通販サイトでの価格は8.2㎏×2袋で¥2981(2022.6.22現在)です。
比較しやすいように㎏あたりの金額を出すと、1㎏あたり¥181.8でした。
かなり高価かと思います。一般的なホームセンターで売っている砂よりお高めです。私が何件か足を運んだホームセンターには置いてませんでしたので入手方法としてはネット通販が一番かな?と思います。
猫砂は買っているネコちゃんの数によって使用量は変わるかとは思いますが、我が家では月1回総取り換え+トイレ個数2個のため1か月で4袋ほど必要になります。
¥2981×2=¥5962…
出費はだいぶ痛いですね。だいぶというかかなり痛いですね。
しかし、愛猫の健康のためなら必要経費です。
逆に言うと猫が健康ならもはや実質無料。

猫は腎臓の病気になりやすいため、トイレを清潔に保つことは健康を守るうえで必須かと思います。汚いトイレだと別のところに粗相してしまったりトイレを我慢してしまう子もいますので…。


2.質感

実際に買ってみて感じたのは”めちゃめちゃ重い”です。
1袋が8.2㎏のものを購入しましたが1袋持つのでやっとです。
2袋入りで購入しますが玄関から運べません(私が運べないだけかもしれませんが)。玄関で分解して1袋ずつ運んでいました。おうちまで配達してくれる運送屋さんにはこの場を借りてお礼を言わせてください。いつも重いものを運んでいただいてありがとうございます、ほんとに。

砂の性状はすごい”サラッサラ”です。昔公園で砂遊びをしていたことを思い出すほど完全に砂です。猫砂という通り本当に砂です。完全に砂。
しかし砂なのに全く粉が立ちません。どういうこと…?
砂を入れ替えるときや掃除をするときに細かい砂が立ってエホエホするのがルーティンだと思っていましたがこれは違う。掃除をするときも継ぎ足しするときもほとんど粉が舞いません。咳喘息を持っている私も安心、後述もしますがこれはかなりメリットになるかと思います。


3.メリット

まず一番のメリットと感じたので”よく固まる”ことです。カッチカチに固まります。トイレスコップを差し込んで持ち上げただけで砂がサアッっと落ちていきます。トイレ掃除のことを宝探しと我が家では呼んでいますが、この砂は宝を探してません。自分で現れます。自分から現れる宝。

今まで猫砂をたくさん試したなかで一番つらかったのが”固まらなくてボロボロになる”ことでした。掃除の際にボロボロになってしまうと砂の汚れが早くなるので頻繁に取り換えることになり消費スパンが早くなります。また汚れが蓄積してにおいの原因になります。
どの猫砂を使うか選ぶ中で”かたまりやすさ”は本当に重要視するべき点かと思います。ただ、継続して使っているとどうしてもボロボロになる時期は来ます。そのころが取り換え時なのかもしれません。その時はあきらめて取り換えましょう。あきらめも肝心です。

うちの猫だけかもしれませんが、粒子の細かい砂のほうが好きなようです。
調べてみると猫の先祖は砂漠で過ごしていたため粒状やチップより砂が好きらしいとのこと…。確かにそうかもしれません。
”トイレを我慢しないこと”も病気を予防するうえでは大きなメリットになるかと思います。


上述もしましたが最後のメリットとしては”粉が飛ばないこと”ですね。
猫のトイレ掃除は毎日やることなので、毎日毎日掃除するたびに粉が舞ってしまうと舞った粉の掃除も大変ですし吸い込んでエホエホなります。
そのストレスがないことは非常にメリットかと思います。



4.デメリット

実際に使ってみたなかで感じたデメリットとしては、”固まる力が強いので小さくなりやすい”ことです。ゴミの嵩も減るのでメリットのように感じますが、実際のおしっこやうんちの量より小さくなるので実際の量が分かりません。しっかり量が出ているか、やわらかいか、便秘になっているかなどの判断が難しいです。またおしっこやうんちのかけらも小さくなるので、トイレスコップで掃除したときに穴から抜けていきます。少ないうちはこまめに取り除くことで清潔に保てますが使い続けていくうちに取り切れなかったものが蓄積して汚れがたまっていきます。そうすると結局猫砂の寿命が短くなってしまい取り換える頻度が増えます…。

またサラサラで粒子が細かいので、粉は舞わないですがトイレ使用後に”砂が飛び散ります”。肉球の間に挟まった砂をトイレから出るときにぺぺぺッって振ると思いますが(振るな)、小さすぎて掃除機でないと取り切れません。ほうきでササっと取り切れる大きさではないです。トイレ掃除のたびに掃除機を取り出して吸うのも手間ですし隙間に入った砂を取り出すのもなかなか手間です。はだしで歩くと足の裏にくっつきますしその足で歩くと部屋中が砂だらけ…。ある程度粒の大きさがあれが手で取って捨てることもできますが砂の場合はそれができないのが難点です。

もうひとつのデメリットと感じたものは、”おしっこの染み込みがつよい”ように感じます。他社の猫砂も使用していますがトイレの底まで染み込む回数がこの砂は多いように感じます(感じるだけかもしれません、主観ですので参考程度にお願いします)。

トイレの底まで染み込むと何が困るか…
猫を飼っている方なら経験あると思います。

そう、掃除のときに9割がた崩れます。

飼い主の誰しもがサックリとすくい上げて掃除をしたいと思っているはず。
かくいう私もそうです。サックリとボールを何個かすこってお宝をGETして清潔に保ちたい。毎日のルーティンをサクッと終わらしたい…。
砂の性質自体はギュッと固まります。しかし底まで行ってしまうと底に面している部分から崩れやすくなります。
崩れたお宝を処理するためにはまわりごと大きく取り除かなければなりません。砂の消費も激しいです…
これが私が実際に使ってみて感じた大きなデメリットでした。


大きくなりました推定9か月です


ここまで使ってみての感想ですが、1匹飼いでトイレの個数も少ないおうちには向いている砂かと思います。我が家では2匹飼っておりトイレも2個あるので、Drエルスレイウルトラは予備として使用しています。
実際に我が家でメインに使っている猫砂についてはまたいずれご紹介しますのでもしよければ読んでいただけると幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
今日はここまで。


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