🇵🇪ペルー3日目　Taste of Shamanism シャーマニックのDietaトレーニング1日目

朝7:00フロントに集合しアヤワスカセレモニー会場へ移動
みんな心なし緊張感と不安感が表情から伺える
15分程トゥクトゥクを走らせ、道路沿いを曲がり入口を入るとそこからジャングル道へ
ジャングル道を抜けてジェネショボ施設へ

ひとまず、部屋に荷物を置き
外の原っぱに集合
いよいよアヤワスカセレモニーの本格的準備が始まる
緊張感と不安感と何が起こるのかわからない未知の恐怖感に苛まれながら…

お外がパノラマ

【ボミティーボ】
嘔吐クレンジング、浄化のセレモニー
より深く植物と繋がりを感じるように

植物をブレンドしたものをカップいっぱい飲んだのち
水を素早く出来るだけ沢山飲むことで嘔吐が始まる
中々、嘔吐できなかったわたしは指を入れて刺激をすることで吐きやすかった
爽快な吐き心地
それはそれは滝のように嘔吐する
OKが出るまで続ける
ボミティーボが終了しお部屋に戻りゆっくり過ごす

この緑の液体とお水を沢山飲んで沢山吐く

マイストラのラウラとマイストロのロナール

10:00 この日は1日一回の食事
お粥とゆで卵が運ばれてきた
調味料は無しなので味は素材そのものの味
量の多さに食べきれず

11:00 ファシリテーターのmさんのカウンセリング
m「調子はどうですか？」
4「不安と恐れでいっぱいです。がジャーナリングをしたら少し落ち着きました。」

m「どんな問題がありますか？」
「本当の自分がどう生きたいのか分からない」
「潜在意識と顕在意識が繋がっていない」
などの話をし

その数時間後、今回のマエストラ(女)ラウラとマエストロ(男)ロナールとのカウンセリング
聞かれることは
シ「どんな問題がありますか？」

わたしの心身で抱えている問題について聞かれた
わたしは至って、身体は健康でその辺りの問題はなく
ただただ、
4「潜在意識と顕在意識が一致していなくて自分と繋がれていない
本当の自分がどう生きたいのか？
どうしたら魂が満たされる生き方ができるのか？」と答えた

シ「セレモニーの中で植物の力と繋がってやっていきましょう」

4「どういう仕事をしたら満たされるのか？」

シ「それは全てマインドだから、そのマインドをちゃんとセットして明瞭な意識でいれるようにヒーリングしていく」

そして
シ「アヤワスカを飲む時に自分にフォーカスし
シャーマンがイカロを歌っているその時イカロに集中すること」

と言葉を頂いた

マスタープラントとしてピニョンコロラドを渡された
それをカップ一杯飲んだ
青汁のような味で思っていたよりも飲みやすい
マスタープラントは一人一人のテーマによって中身が違い処方されるものが違う

ちなみに、ピニョンコロラドは
シャーマニックの基本メディスン
人生の迷い
どうしていくか
模索している時などに効果的

他にも沢山のメディスンがあるが
ボビンサナ
ハートブレイク
失われる
自分を受け入れる
愛するなどに効果的

アホシャチャ
自分のエネルギーを強化して先に進んで行ける

それぞれのマスタープラントはアヤワスカの下地として使うものらしく、まずは下地と繋がりアヤワスカとの相乗効果、課題に対してマスタープラントがサポートしてくれた上でアヤワスカと繋がと言う効果があるらしい

右がマスタープラント　ピニョンコロラド

日本から２日前に参加を決めた子がギリギリで到着　
長旅の移動で疲れている中で、来て早々のアヤワスカハードすぎないかと思いながら
凄い勢いと決断力と行動力に圧巻

これで日本からの女性7名の参加者全てが揃った

いよいよ
1回目のアヤワスカセレモニーがスタート
19:00にセレモニー会場のモロカに入る
モロカは木材で作られた小屋な感じで、外と内の境に窓などはなく網戸の網のようなもので仕切られている

アヤワスカセレモニーを行うモロカ

会場内には人数分のマットレスがひかれ、その前に嘔吐用の桶がある
トイレも２つ用意されていたが１つは使えない
セレモニー中にトイレに行きたくなったらどうしようの不安が更によぎる

ひとりひとりマットレスと嘔吐用の桶が置かれている

ひとまず、直感で座りたい場所に座る
静かに座り今回の自分の意図を明確に瞑想に入る
段々外は薄暗くローソクの光だけ灯る
少し経つとローソクの光も吹き消され、シャーマンがヒューヒューと口笛を吹いたりと儀式が始まる空気感が漂ってきた

20:00になると1人づつシャーマンの前に呼ばれてグラス七分目位のアワヤスカを注がれる
アヤワスカは褐色のワインのような色合いで少しとろみがあるように見えた(暗いのであまりよく分からないが)
グラスを渡されると今一度アヤワスカの入ったグラスに自分の意図をコミットメントする
そして、一気に飲み干す

大体、20分から50分くらいで嘔吐が始まると聞いていた
どんな風になってしまうんだろうと緊張と不安と怖さ
段々と胃がムカムカし気持ち悪さが込み上げてくる
けど…吐けない
理性もまだまだ働いて周りも気になる
そのうちに、シャーマン達がイカロを歌い出す
イカロは独特の歌で、イカロのエネルギーで治療の歌を全身に届け、ヒーリングを受け取る
イカロも色々なバージョンがある
プロテクションのイカロ
ヒーリングのイカロ
マリエーション(シャーマニズム用語でメディスンが効いてきたこと、酔っ払った状態のことを言う)を低くするイカロ
その時の状況に応じてイカロを調整していく

シャーマンがイカロを歌い出すと
気持ち悪さがさらに増すが中々吐けない
周りはどういう状況になっているか見たいと
目を開けるととそれもまた気持ちが悪い
「あっ無理気持ち悪い」
周りでは嗚咽が聞こえて吐き始めている
またこの暗闇での光景もカオスだ

そのうちに、指先がビリビリしてきた
時計を見るもまだこんな時間
「何時間たったかな」と指折り数えようも
数が数えられない
身体が酔っ払い状態になっている

頭の中？目の前？にはモノクロのジオメトリーが全体に広がる(このジオメトリー幾何学を見るとアヤワスカと繋がっているらしい)

周りでは相変わらずの嘔吐の嵐と泣きじゃくる子、体が動き出す子とそれぞれがそれぞれの体験をしていた

マイストラ(女)、マイストロ(男)1人づつ、それぞれの前に来てマスタープラントに合ったイカロを歌い出す
それもまた気持ち悪さを煽るが吐きたいけど吐けない
マイストラ(女)ラウラが前に来てイカロを歌い始めた
とても美しい声だった
気持ち悪さが増したがまだ吐けない
その瞬間にラウラが少し遠くにいてわたしとの境界にレインボーの光のベールが漂って美しかった
がどこかに吸い込まれそうで怖さのあまり目を開けるとそこは暗闇で目の前でラウラはイカロを歌っていた
そして、また目を閉じると光のベールが見えるを不思議と楽しんだ
ラウラはイカロを歌い終わると浄化の水？口の中に含みわたしの頭と両手に吹きかけた

段々お腹も痛くなってきてトイレに立ったが足の感覚が麻痺していて、まさに酷い酔っ払い状態
ファシリテーターmさんの手を借りてトイレまで行ったが出ることもなく自分の定位置までまた戻る
「本当に酔っ払ってるみたいだ」
「自分の体がいうことをきかない」

そして、1人づつマイストロ(男)ロナールのところに行きお腹のマッサージを受けた
その中でもお腹に何かが溜まっている子達は、ロナールが口でお腹を吸引して毒素を抜いているかのように桶に唾を吐き出していた

私はと言うと「気持ち悪いが吐けない」と言うとマパチョと言うタバコの煙を3回ほど頭頂に押し込むように吹きかける

わたしはもう一度自分の中で「どう生きていきたい？」「どうしたら魂が喜ぶ人生？」と問いかける
そのうちに意識は外の鳥にフォーカスされた
鳥は「コレコレ」と不思議な鳴き方をしていてなんだか可笑しくなった

とにかくその日は吐けなかったこともあり
気持ち悪さとお腹が痛くてトイレがしたいに
意識が向きすぎて終始それで終わった

0:00セレモニー終了し
部屋に帰り指を入れて吐いたらスッキリして元気になった

寝ている間も何かまだ続いているようで
何かに吸い込まれるような気分で寝るのが怖かったが疲れていたこともあり眠りについた

頭の中でプチプチと泡が弾けるような音がしたり
だれかに呼ばれたり
勝手に手がバタンと動いてビックリしたり
頭の中がごちゃごちゃで余り眠れなかった

2023.2.10