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2023年の振り返り

2023年は12月30日まで出張で、31日の午前中まで仕事していたので正月休みは実質3日半とちょっとした連休程度しかない。ようやく休みが来たと思ったらすでに元旦なのでごく簡単に2023年をまとめておく。

仕事

昨年1月から出向先が変わって新しい仕事になったこともあり年初から数ヶ月は比較的平穏だった。そのためちょうど生成AIブームの前半期に幾つかの技術に触れることができ、このnoteにも毎週何かしら書いていた。

その後はかなり忙しくなったのと、生成AI関連の仕事が増えてきて、仕事で行っていることを個人のブログで書くのはあまりよろしくないという雰囲気もありこのnoteは停滞した。しかし毎週のようにどこかで勉強会をやったり、講演会やイベントに出たりしていて、結局夏頃から年末までそれは続いた。

実は生成AIは社内副業で、本業すなわち所属組織の仕事は別にあるが、状況が状況なために持てるリソースの約8割を生成AIに費やした一年となった。そして最後の数ヶ月で本業と副業が交錯しとても楽しくハードな期間であった。まだ終わっていない。

本業は海外系の部署でもあり海外の人とやりとりすることが増えた。主にアメリカとモンゴルであるが、オランダやロンドン、インドや中国や台湾の同僚との連携も多かった。特に年後半は「昼間は日本人と、夜はアメリカ人と」のような状態になっており肉体的に結構きつかった。英語については大学受験英語+α程度のスキルしかないがM365CopilotとChatGPTとDeepLの力で案外どうにかなっており、日本語だと思って用意していたプレゼンが2日前に「やっぱり英語で」と言われても動じない程度にはなった。日本の高等教育も捨てたものではない。

年末はモンゴル出張がありとても良かった。それについてはどこかで書いてみたい。

今年も似たような仕事が続いてくが生成AIはハイプサイクルの幻滅期に入ってくるので、向かい風をどう避けていくかが問われるだろう。海外とのやりとりも継続するはずだ。

家庭

年初は父の他界から時間も経っていないこともあり、四十九日や各種インフラの引き継ぎ、整備に時間を取られた。何より一人暮らしとなった母が心配ではある。

妻の仕事が相変わらず朝早かったため年間を通して水木金日の朝ワンオペは続いた。上の子が2月から塾に行き始めたためお迎えのタスクが増えた。昨年末から犬も増えたので世話もじわじわと負担になった。

年後半から仕事の忙しさのギアが一段上がったため夜の家事を全面的に妻に頼った。朝5時半から働いている妻に夜の家事を任せるのは少し気が引けたがこちらもこちらで仕事なのでやむを得ない。

料理は続いている。毎日の朝食、土日の食事担当。年前半の冬場は白菜を漬物にするのにハマった。2020年から続けていた室蘭からの魚介類の定期便をやめたので、魚を土曜日に買って土日に食べるというサイクルとなったためよく魚料理を作った。年後半はパエリアをよく作った。

家族で何度か山登りに出かけた。箱根、秩父、式根島、高尾山など。コロナの時の近場癖が抜けない。来年はもう少し遠出しようという話をしている。私一人で札幌に行って、99歳(当時)の祖母に面会した。祖母は元気とは言い難い状況だったがその後無事に100歳を迎え、新年を迎えることもできたようだ。

7月には友人家族と檜原村に行った。8月の終わりには家族全員でインフルエンザに罹患した。

個人

体調

あまり体調面ではよくない年であった。札幌から帰ってきてすぐに謎の腹痛に襲われ、何度か病院に行ったが原因はわからずじまい。コーヒーが苦手になったので緑茶派に転向し、復調した今はコーヒーと緑茶を半々で飲んでいる。

あと12月の中ごろに急遽首と背中がめちゃくちゃ痛くなり、それは「ぎっくり首」と診断された。そんな症状があるとは知らなかったが確かにぎっくり腰と同様に、変な動かし方をすると内側に刺すような痛さがあった。それも数日で治った。

音楽

やる方(ジャズピアノ)としては、Misty, All the Things You Are, Tea for two, On the Green Dolphin Street, Girl from Ipanemaとなった。目標とするビルエヴァンスまでの道のりを100とすると、0.2から0.3に進歩した。あとは敬愛するアーマッド・ジャマルが今年他界したので、彼の十八番だったPoincianaも何回か弾いた。

聞く方としては、昨年は私にとっての神であるLampの待望のニューアルバムがあったが、曲数が多く目覚ましい印象はなかった。同じく10月にリリースされた空気公団の「何度大人になったって」は最初に聴いたときちょっと泣いた。多分昨年のベストソングだと思う。他にも後半はSUKISHAにハマっていろんな曲を聴いた。ぷにぷに電気、Kiki vivi lily、あたりもよく聴いた。

読書

例年に比べて読書量がめちゃくちゃ少ない年となった。20冊も読んでないんじゃないかな。読書の時間を主に生成AIのリサーチにあてていたからだろう。

年の最後は生成AIに少しうんざりして仏教の本を読んだりしている。この本は少し話題になったが面白かった。

写真

昨年買ったレンズは以下の2本、カメラが1台。

小型のズームレンズとしては非常に有能だが、富士フィルムのXシリーズとの見た目的な相性はよくなく、出てくる絵もどことなく平板な印象があり、便利ではあるが好きとまでは言えないなぁという感想。

こちらはパンケーキレンズでマニュアルのみだが、27mmといういわゆるGR画角でF2とそこそこ明るい。写りも富士フィルムの良さをちゃんと活かした淡い絵となりかなり気に入っている。X-E4との取り合わせが見た目的にも性能的にも最高。マニュアルフォーカスなので夜や宴会や動きの大きい場所など苦手なシーンはとにかく苦手。

手ぶれ補正がついてるカメラが欲しくて買った。2022年のカメラだが人気すぎるのか生産体制が脆弱すぎるのか、もう買うことができない。見た目がめちゃくちゃイケメンで、タフで、手ぶれ補正もあり、4000万画素あるためクロップズームしても十分な解像度、そして手に持ってみると案外小さめなので最高である。

基本的にはE4にフォクトレンダー27mm、T5にXF35mmF1.4をつけている。これらがいればどうにかなる。

撮影した写真を繋げてスライドショー的な動画を作るのにハマり、4本ほど作った。

会食

昨年は各所で宴会や会食の解禁が叫ばれたが、会社や仕事の会合は全然行かなかった。多分年間を通して5回も行ってないと思う(出張中の食事を除く)。プライベートでは友人とたまに飲んだし、結婚式が3回あった。

3月13日に会社の会食があって、酒を飲んで帰ったらGPT-4の発表があって、これは飲んでる場合じゃないなと痛感したのが大きい。

昨年は生成AIが盛り上がったこともあり、夜のお付き合いを通じた人脈形成みたいなのも随分と盛んに行われているようだが、申し訳ないが私はそういうのに向いてないみたいだ。今年も同じくらいでいい。

その他

PTAの広報委員長となった(今もやっている)。そして広報誌のデジタル化、周年イベントの撮影というハードな年となった。私がやり続けるのであればかなり省力化したオペレーションになったが、来年の人たちのスキルと噛み合うのかわからない。PTAについての理解が深まった。

英語力は

  • リスニング 横ばい

  • スピーキング 改善

  • リーディング 低下

  • ライティング 大幅低下

各種AIの登場により読んだり書いたりする必要がなくなったのが大きい。

ガジェット周りは大きな変化はないが、モニターがFHD×2から4K×1+ノートPCのモニター、に変更になった。あとはスマートフォンが一昨年買ったPixel7から8に進化した。というかクリスマスイブの日にPixel7を手から落として、打ちどころが悪く一撃で機能停止し、仕方なくイブの秋葉原に赴いて買い替えた。あとは会社に頼んでGPUを積んだDELLのでかいノートPCを手配してもらったのが良くて、ノートPCは小ささが命と思っていた私に新たな視点を与えてくれた。写真の管理や編集も始めたので、プライベートPCをRyzen機からIntel+RTXに買い換えようかと検討している。

ゲームは一昨年までのようにMTG Arenaはやらなかったが、7月からポケモンスリープを始めており現在まで毎日計測中である。睡眠に対してかなり意識的になったのは喜ばしいが、海外の仕事との相性が非常に悪い。あとはポケモンSVのDLCをやった。

日記は年後半がどうしても溜めがちであり、これを書いている1月1日現在で1週間ちょっと溜まってしまっている。

今年の目標

  • 写真の上達

  • 日本の文化や伝統を大事にして生きる

  • 家事はなるべく妻に甘え、仕事をやり切る

  • 英語(リスニング)の上達と海外との連携

  • 仕事の会食は年間5回(上限)を目指す



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