ハッとなって。

これは夢の話。
高校一年生の頃、好きだった女の子と公園でブランコを漕いでる所から夢は始まった。

ブランコを漕ぎながら、私は高1の頃好きだった女の子(Yちゃん)と楽しく会話をしていた。部活のこととか、明日の晩御飯のこととか、たわいもない会話をしていた。
ぺちゃくちゃ会話をしながら、ブランコを漕いでいると、ちっちゃい(7歳ぐらい)女の子が泣きながら歩いてきて、自分たちの前に止まったので、唐突に私は聞いた。


私「どうしたの?」

女の子「バスケットクラブのお疲れさま会に行ってたのにみんなと離れちゃった」

だから泣いてたのか。私は納得して、
なぜか親友の叶夢(とむ)に電話をかけた。
(夢はやっぱりおかしいし突然場面変わるよね)
とむに電話をかけて、色々と事情を説明した。
するととむから返ってきた返事は一言だけだった。

とむ「バスケットクラブやめればいいんじゃない?」

何を言ってるんだこいつ。即座に電話を切ってやった。
そして場面は急変して、私とYちゃんと女の子は、バスケットクラブの人たちを探すために、なぜか鳥貴族に行ったり、ヴィレバンに行ったり、TSUTAYAに行ったりした。

(ここからは夢の記憶は曖昧で覚えてはいない...)


見つからなかったなと思い、また公園に戻ると、突然女の子は、パッと元気になって、走っていた。
走っていったその先には、バスケットクラブの子どもたち(たぶん女の子の友達)と、保護者の方達がいた。
私とYちゃんはとてつもなく保護者の方に感謝された。
これで一件落着だねって話しているのも束の間。
バスケットクラブの子どもたちが一斉に女の子を罵倒した。

「お前がいるから、今日の試合も負けてん。」

「迷惑かけるなよクソがっ」

「2度と来んな」

私とYちゃんは何も言えず、ただその光景を見ながら、とむの言葉を思い出した。

「バスケットクラブやめればいいんじゃない?」

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