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かながわボランタリー活動推進基金21令和6年度実施事業に決定しました

こんにちは!
新年度がスタートし、早いもので1か月が経ちましたね。

4Heartsも新年度を迎え、「かながわボランタリー活動推進基金21令和6年度実施事業」に決定しました!!(パチパチパチー‼)

「情報アクセシビリティ社会モデル事業」として、合理的配慮に基づく情報コミュニケーション支援テクノロジーを活用した社会モデルの実証実験を
まちの中で実施します。

「情報アクセシビリティ社会モデル事業」

4Heartsは、情報コミュニケーションから誰ひとり取り残さない社会を目指し、その必要性を広く社会に浸透させていくために日々活動しています。
そこには「目に見えないもの」を伝えていく難しさがあります。

そんな中でも、4Heartsは地道にコツコツと活動を重ねてきました!
2021年には、神奈川大学との共同研究としてスーパーマーケットで実証実験。
2022年には、大型商業施設内の店舗やコミュニティスペースに音声認識機器の設置実証や店舗・顧客双方へのヒアリング調査。
その活動を通して、情報コミュニケーション支援ツールを用意するだけではなく、人々の意識や街が変わる必要があるということが見えてきたわけです。

そこで今回の神奈川県との協働では、日常生活に密接した場所である商店街などで広域実証実験を行い、より多くのデータ収集を目指します。
そのデータを活用して社会実装のモデルを探求し、各地域での導入支援につなげていきたいと考えています。

文教大学国際学部山田教授・ゼミ生の皆さんのご協力

実証実験では、ご研究テーマが『企業、自治体、地域の人々の接点づくり まちづくり』である文教大学国際学部国際理解学科山田修嗣教授にご協力を依頼しています。
ゼミ生の皆さんにオンライン説明会を開催し、今後のご協力をお願いしました。

また別日には、山田教授よりアンケート作成に向けてのポイントをご教示いただきました。
今回の実証実験で4Heartsが明らかにしたいことへの道筋が見えてくるような山田教授の導きは、まさに「イメージ作りのプロ」!!
とても学びの多いお話が聞け、メモが追い付かないくらいでした。
(学生の頃はこんなに真剣に授業受けてなかったなぁ・・・)

永久保存版のお話でした!

特に印象に残っているのは、「非営利団体である4Heartsの腕の見せ所ですね」という言葉。

・行政は中立を保たなければならない
・企業は自分たちのリソースを提供することの見返りがあるか
・大学は学生たちの達成感や成功体験を大切にしたい

これらは、今回の実証実験を行うにあたって、どのようにバランスを取っていけばよいのか、実は
4Heartsが悩ましく思っていたことです。

「ここを繋ぐことが、市民活動団体としての
4Heartsの存在意義になる。
産官学連携に+市民活動団体の新しい形で、
ニーズ・シーズ・ウォンツのバランス感覚が必要になって
くるということです。」
という先生のお話が心に響きました。

よし!頑張るぞ!!と奮起したものの、これからどう乗り越えていくのか正直、暗中模索しています。

藤沢市でキックオフ!

4/30には、藤沢市役所本庁舎会議室にて実証実験に向けての協議をスタートしました。
藤沢市産業労働課、商店街関係者の皆様にお集まりいただき、市川県議、桝県議、石井市議、西市議にもご同席いただきました。

今回の実証実験では、藤沢駅周辺の公共施設や商店街で複数の音声認識ツールを設置し、社会の中で気づかれにくいサイレントマジョリティーの実態を知ることを目的としています。

4Heartsでは、協議の場などで音声認識ツールを活用しています。
その技術の進歩は目覚ましく、瞬時に日本語を他言語に翻訳されて表示されるものもあります。
このようなテクノロジーの進歩は、聴覚障害だけではなく、高齢者や発達障害、外国人など他言語話者、またコミュニケーションへの困り事に気づいていなかった人にとっても、便利になり多文化共生として広がっていきます。

でも、それは当事者だけのことではないのです。
コミュニケーションは双方向のもの。当事者だけではなくサービスを提供する側、社会にとっても大きな支援となります。

4Heartsが目指すものは、「当事者」と「社会」双方向の意識改革です。  
今回の実証実験では、まちの中にあるコミュニケーションの困り事を丁寧に拾い集めて、「コミュニケーションバリアのない社会」、「情報コミュニケーションから誰ひとり取り残さない社会」へと繋げていきます。

協働事業に向けて動き始めた2024年度の4Hearts。
今後もせっせとレポートしていきますので
応援してくださいねー!

https://4hearts.net/
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