見出し画像

66. ターラちゃん


10年以上も前の事だけど「あなたは、火・水・風のエレメントを持っていてそれらを使えますね。」と言われたことがあった。
当時は何のことだかさっぱりわからなかったけど、確かに自分の中に火・水・風を感じるようになってから唯一無い『土』を意識することになったら、子どもの頃から湿った土を素手で触ることもイヤだったし、ニオイも苦手だったから土を嫌いなんだと認識してきてスピ業界に片足突っ込んだついでにブロック的なモノなんじゃないかと探ってみたら、嫌いの前に怖いがあったので記憶をたどってみるも、幼稚園の頃にはもう既に怖いと自覚していたのだから原因となるエピソードは思い当たらない。

習っていたフラを急遽お披露目することになった際も、自分は裸足で土の上を立てないので辞退したいと言ったほど未だに土が怖いから、そこにいる虫に対する強固な恐怖心も長らくあったのだけれど、フレンドリーな蝶々やトンボ、羽化したての美しいセミのおかげでここ数年、少し緩和された。
相変わらず強固な土恐怖症は過去世での生き埋め未遂が原因かも?との指摘を受けて以来、暫定的にそういうコトにしている。

土が怖いためか、放置していても勝手に育つと言われている観葉植物やサボテンですら枯らしてしまう奇妙な才能を発揮しまくる度に罪責感に苦しむことになるので植物には手を出さないと決めたというのに、2年ほど前だったろうか、パートナーの買い物に付き合って訪れたホームセンターで何となく見ていた多肉植物たちをカゴにポツポツと入れていることに氣づいてハッとして、一つずつ棚に戻していた際、「ええんか?ホンマにええんか?」と問われているように感じちゃって躊躇った子がハルオチア属の花鏡だった。

ぃゃ‥ごめん。
グリーンターラ菩薩みたいだなって、あまりにもキレイでうっかりカゴに
入れちゃったけど、『終わらせる』才能あるから、ウチに来たらおそらく、ウソやろ!って叫んじゃうくらい短命で終わると思うのよ。
こっちもそれでまたツライのヤだからさ・・・

画像1


なっ、何なんその圧!(゚д゚|||
マジマジもう絶対無理だから!
アホでも放置してても勝手に育つ言われたポトスやサボテンすら見事に
ご臨終に導いたんだから、この世で一番神さまに近いと感じてる植物を死なせるのはヤなんだよぅ。
ぁ、でも神さま死なせるってある意味スゴくね?ぃゃそうじゃなくて!

時間にしたら一瞬だったに違いない無言の圧 VS 言い訳侍の押し問答の勝負は無言の花鏡が勝利をおさめて我が家にやってきた。
そんなタイミングで久しぶりに友人ヒーラーのボディワークを受けたので
花鏡のことを話したら「大丈夫、大丈夫、大丈夫。」とニッコリ微笑まれた瞬間、本当に何だかわかんないけど大丈夫な氣がしてきたから不思議だ☆
こういうシレッとヒーリングしちゃうセンスが羨ましい。

検索の結果、花鏡さん、サボテンの仲間ながらとても繊細なスペックであることが判明。(゚д゚|||(゚д゚|||
ハードル高ぇじゃねぇかヨ! 何、圧かけてきてんだコラぁぁぁ!!!!!
とイッキに過去のデータを引きずって憂鬱になった。
怖いのだ。また死なせてしまうのではないかと思うと怖いのだ。
でも、もう我が家の一員で、何ならターラちゃんとかシレッと呼んじゃってるし、この子とコミュニケーションがとれるようになれば土恐怖症も緩和されるんじゃないだろうか?と淡い期待もコミコミプランでビビってばかりもいられないから基本、日当たりや水に氣を付けていれば良いようなのでそのようにしつつ、連れて来たままのビニールポットでは住環境的にイマイチな氣がして陶器とセラミックの土(セラミス)敷きにアセンションプリーズ。

画像2


アラ♪ いい感じ。
と思ったのもつかの間、微妙に徐々に透明感のある美しいグリーンがくすんできたような‥‥
微妙にくすんできてるものだから曇っているせいなのか、元氣がないのかの判断がなかなかできないまま様子を見ていたらセラミックの色に擬態してるんスか?ってくらい葉の根本がグリーンから赤茶に傾いてきて、さすがに
アカンやつや‥と判断。
もっと本人と繋がれてれば‥というのが毎度、悔しいと思うところ。
神さまに近いと思ってるくらいだから周波数が違い過ぎるのかも?


あれこれ調べた結果、一度、根っこを切って水耕栽培に戻すことにして、
セラミスからターラちゃんを取り出すと、どういうわけか根っこが上向きでバンザーイ!状態になっていてこりゃ丁度良かったかもしれないと、動画を参考に消毒したカッターで根本をカットして根本がどっぷり水に浸からないようガラスの器に橋渡しした割り箸で水面に付くかつかないか程度の高さをキープすること数週間、根っこが出てきた。ちゃんと下向きで。(笑)

ここから、しっかりとした根に成長するまで水耕栽培となるのだけれど、
水耕栽培の方が断然ターラちゃん本來の透明感のある美しいグリーンに戻るので、このまま水耕栽培でいけないのかと調べたら水耕栽培には限界があるらしいことがわかった。土が必要なのに土に馴染めないターラちゃん‥
ん? これってまんま自分じゃない!(゚Д゚;)
鏡の法則の花鏡ターラちゃん‥ 聖霊がぶっ込んできたのだとようやく理解し、死なせてしまう恐れとはバイバイする代わりにターラちゃんの胸を借りて飛び込むことにした。
聖霊案件なら、彼らとターラちゃんに何でもまず聞いてみればいいってんで、根っこが成長していよいよ土に植えようとした時、念のため確認してみると、「セラミスNO‥」と伝えてきた。
多肉・花鏡全般というわけではなく、我が家のターラちゃんはセラミスを
好まないらしいから、かといってまんま土というのは怖すぎるからサラッサラの土っぽくないサボテンの土なるものを採用。

ターラちゃんが自分の鏡なら風を感じない環境は無理ってんで、ついでに陶器より風通しの良い素焼きに変更した後は、色も比較的良いグリーンを維持しつつ、夏も乗り切ってくれたのだけれど‥‥
それ正解なん?と問いたくなるような変形が始まっている。
横に広がるもんだと思っていたら中心部分だけが突出してきたのだ。
これまで何かある度に調べてきたけどこんなフォルムの花鏡は見たことがないし、念のため検索かけても似たようなのが一つも出てこない。
どうしてそうなった? 大丈夫? 何かできることはある?と聞いてみるものの、返って来ないあたり、しばし様子見で良いような氣がしている。

画像3


先週あたりから報道されない揺れも含めるとそこそこの回数揺れるので、 ターラちゃんの鉢の下に滑り止めを敷いたのだけれど、先日、移動する際に、うっかり倒してしまって飛び出してしまった土を戻そうとしたら、てっきり下に向かって伸びていると思っていた根っこがバンザーイ!再びになっている。(゚д゚|||(゚д゚|||(゚д゚|||)(゚д゚|||(゚д゚|||(゚д゚|||)
何かと異端な変わり者っぽいトコロもしっかり鏡なターラちゃん、今後何を語ってくれるのかが楽しみになってキタ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?